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[経済] ビビンパ‘韓国型ファーストフード’として人気


▲<雪岳山>でビビンパを美味しそうに食べる経緯中学校の学生たち

ハルピン市道里区の韓国料理店、他民族学生が昼になると争って入って来てコチュジャンを 混ぜて食べる。ピリピリした味が美味しく、栄養が豊かで、そのうえ待ち時間が短いので学生にはおあつらえ向き。

ハルピン市道里区の北安街の韓国料理店に、最近になって他民族、特に中学生たちがたくさん 集まって来て、珍しい光景を見せている。

我が民族の特色であるビビンパ、冷麺などの伝統料理に対する選好が高い中、ビビンパは‘韓国 型ファーストフード’として認められるほどに人気が高い。毎日お昼になると韓国 料理店は押し寄せる学生、会社員たちでごった返す。調査によれば‘雪岳山’の場 合、お昼毎に少なくとも40人余り、多い時は一度に60〜70人余りが殺到して立って待つと いう時も少なくない。 ‘韓中料理’、 ‘韓国料理専門店も普通は30人余り、顧客のうち90% 以上がビビンパやどんぶり飯を注文する他民族の中学生であり、そのことがさらに話題にな っている。服務員の李さんによれば、最初は来る学生は何人もいなかったが、何ヶ月か前から その数がうんと増え、お昼毎にいつも満席になるほどになったという。

他民族の中で我が民族の料理店が清潔だという噂が立ったのは昔のことだが、ビビンパが美味しい と認められるまでには、ある程度時間がかかった。調査によれば、ビビンパはおいしくて栄養が豊かな上、 待ち時間が短いので、昼食にはおあつらえ向きと言う。

経緯中学校4年生の王さんは、“ビビンパを食べないなら、他にはあまり食べるものがない”と言う。彼は初め には辛いのが恐ろしくてコチュジャンを敢えて入れることができなかったが、今はその辛い味が大好きだと皿に 盛っておいたコチュジャンをポンポンと入れて掻き混ぜる。あるクラスのチャンさんは、一日に使うお金は10元 だが、特別にお金を使う事といえばラーメンやおやつを食べるぐらい。主にビビンパやどんぶり飯を食べると言った。

中学3年生のボムさんによれば、学級全体の69人の学生のうち、およそ半分がビビンパやどんぶり飯にはまっ ていると言う。出張に出たついでに息子と一緒に食事しに来た王さんは、“子どもが特別に朝鮮族の食べ物が 好きなうえ、何よりも清潔なので安心だ”と言った。

料理店は価格が殆ど等しかったが、ビビンパは普通5〜8元、どんぶり飯は6〜10ウォン、冷麺は5元位、 ‘韓国料理専門店は作る材料によって5元、 8元のものがあり、どんぶり飯も10種類余りで、おかずも3種 類もサービスしている。 ‘雪岳山’の場合は、ビビンパを大人たちには8元、学生たちには5元としており、食欲 が旺盛な子たちには特別多めに与えるといい、“複雑でお昼の商売にむしろ邪魔になるが、我が民族の食べ 物をあまりにもおいしく食べてくれるその趣に流され、私もいつの間にかおかずを余計に出すようになる”と言った。

料理士の金さんは、“ハンバーガーのようなファーストフードだけが世界的な食べ物になれるというわけでもないで しょうと言い、“ビビンパのような私たちの食べ物も、よく研究すれば子供たちの味覚を捕らえることができる”と述べた。   

(黒龍江新聞 キム・チュンヒ記者 2005年4月8日)
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