![]() |
中国の朝鮮族に関するニュースポータルサイト | Search by Google: | ||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||
![]() |
![]() [特集] 義士の忠魂、清き歴史に光あれ “安重根とハルビン”画帳出刊式、盛大に挙行 ▲画帳出刊式に先立ち全体参席者たちが黙祷を捧げている。 ▲画帳出刊式で演説している前黒龍江省党史研究所・金宇鍾所長 孫文、周恩来、ケ穎超の安義士評価を網羅した254点の歴史資料収録 東洋の平和闘士、安重根義士の殉国95周年を記念して、25日午後2時ハルピン・シャングリラホテルで“安重根とハルピン” 画帳出刊式が盛大に行われた。 この日、画帳出刊式は安重根義士に対する参加者全員の切々たる哀悼と‘先駆者’の激しい合唱の中で荘厳に始まった。 安重根義士殉国95周年を記念し、世界反ファッショ戦争勝利60周年を記念して行われた今回の画帳出刊式に、ハルピン市の 各朝鮮族団体指導者と企業系人士、,社会有志、‘安重根’学術研究関連の内外の学者たち、韓国海外韓民族研究所、 韓民族青年会の代表など100人余りが参加した。 安重根義士の功績を高く称え、彼の英雄的闘志を引き継ぐことに主旨を置いて進行された今回の画帳出刊式は、ハルピン 市朝鮮民族芸術館とハルピン市朝鮮族老年文化協会で主催、ハルピン市南直プラスチック工場ソン・イルス社長、 韓国海外韓民族研究所リ・ユンギ会長が経済的支援をした。 “安重根とハルピン”は16節からなり、184ページ、中韓対照文にて作成されている。画帳には孫文、周恩来、 ケ穎超(周恩来夫人)などの偉人たちの安重根に対する評価を含めた254点の歴史資料が収録され、中でもハルピン を中心に新たに発掘されたものが71点になる。 画帳は安重根がハルピン駅で伊藤博文を射殺する場面から始まり、歴史人物達が安重根事件に対して評論、彼の成長過程、 獄中の闘い、著述と揮毫などに至るまで多様な側面で安重根の英雄精神と偉人風貌をいきいきと見せてくれると同時に、 安重根の一生年代表まで作成して最も完璧な安重根歴史資料として認められる上で遜色がない。 この画帳の主筆である前黒龍江党史研究所の金宇鍾所長は発言で、“真実の歴史事実により中国の側から 安重根義士の愛国英雄、平和闘士、世界偉人としての姿を正しく浮上させるため、多年間韓国、朝鮮、日本 を数次にわたり行って来た”と述べた。画帳発刊式は道里朝鮮族中心小学校の子供たちの安重根を追慕する シランソンと子供、参加者全員の大きく力強い‘故郷の春’の歌の中で心を一つにした。 ハルピンオペラ団交響楽演奏会成功裏に ▲交響楽演奏会でオペラ<安重根>の男女ペア二重唱 3月25日夕方7時、安重根義士殉国95周年を記念する聖地である。また一つの重要行事である‘交響楽演奏会’がハルピン 市音楽庁で成功裏に開催された。 安重根義士の殉国95周年を記念して、ハルピン市朝鮮民族芸術館とハルピン市オペラ団の主催ので行われた 今回のコンサートには、ハルピン市居住の韓国人を網羅し、市内の多くの団体と学校の朝鮮族、そして学術系、 企業系及びその他の著名人など800人余りが参加した。 夕方7時、生花に飾られ五色が絢爛と点滅する舞台に、一揃いの洋式背広を着た60人余りの弾き手たちが登場、 コンサートは早々に氷都市を暖かくするオペラ‘安重根’の短編を序曲に選定し、上海音楽学校の作曲指揮 学部を卒業した朝鮮族バン・ジェボク氏が指揮を引き受け、最初から観衆の熱い歓迎を受けた。 荘厳で静かな雰囲気の中、序曲オペラ‘安重根’の短編の男性独唱と男女2重唱が熱唱され、 続いて‘エグモント序曲’、 ‘郷村間奏曲’など世界の名曲が演奏され、指揮者の迫力ある悲壮感あふれる動き と采配が自由自在に空間を掻き乱し、場が一段落する度に観覧席からは割れるような拍手が出た。 主曲であるチャイコフスキー‘第5交響曲’の第2、3部でコンサートがクライマックスに達し、第4章が終わって 公演が終了しても観衆は席を立たず拍手を続け、楽団が準備した外の一曲をさらに演奏、ようやく観衆は名残惜しそうに席を立った。 忠魂称えて文芸公演を ▲安重根義士殉国95周期記念公演で大合唱をしているハルピン市朝鮮族老年大学の生徒たち ハルピン市朝鮮族老年大学 26日午前、ハルピン市朝鮮族老年大学では安重根義士殉国95年記念大会を開催、およそ1ヶ月もの 間熱心に準備して来た文芸を公演、安義士の忠魂を称えた。 この日、ハルピン市の朝鮮族著名人たちが参加した中、朝鮮族老年大学本館講堂で開かれた記念 大会は、安重根義士に黙祷を捧げることで始まった。引き続き発表された基調発言で、朝鮮族老年大 学のリ・スングォン校長は、‘安義士を称えて彼の愛国、愛族,団合の精神を学び、守りながら引き継い で行くため、このような記念の集まりを持つようになった’と述べた。同時に‘この集まりをきっかけ に、我が民族の先烈達を称える烈士陵園建設のための創意も発表され、こうしたことは今すぐに 我々の世代がやらなければ、後世に長らく禍根を残し、その罪責感を拭うことができないだろう’と述べた。 前黒龍江省党史研究所所長・金宇鍾先生は、‘ハルピンに暮す朝鮮族が彼を忘れることなく、またその 精神を長く称えることは当然の事’として、‘中国の古代史を見回しても安義士の義挙のような成功例を 見つけることができない’とし、‘中国の著名人たちと学者たちは、今日まで安義士の義挙をほめたたえて いる’と述べた。前ハルピン市民族宗教事務局副局長・徐明勲先生は‘安重根義士のハルピン滞留時 間’というテーマで演説を発表、安重根義士がハルピンで仲間たちと滞留して大事を準備して起こした過 程を解説、参席者たちの共感を呼んだ。続いて老年大学の生徒たちが準備した盛りだくさんの文芸が大会を盛り上げた。 一方、今年で開校10周年を迎えたハルピン市老年大学は、安重根義士の殉国95年をきっかけに 安重根義士を謳歌した音楽舞踊スケッチ‘民族の炎’を創作、開校10周年慶祝大会に出す計画だという。 設立後、初の行事で座談会を開く ▲高麗会館で開いた安重根義士写真展を振り返っている座談会の参席者たち ハルピン市高麗会館 会館設立以来の初行事になる安重根義士殉国95周忌記念座談会が、去る26日午後2時、ハルピン高麗会館本館2階会議室 で盛況裏に開かれた。 黒龍江省朝鮮語放送局、ハルピン市民族宗教事務局、ハルピン市文化局など10余りの団体の在職、離職幹部、 そして社会有志50人余りが参加したこの日の座談会は、ハルピン市高麗会館チャン・ヨンチョル館長の司会で始まった。 チャン・ヨンチョル館長は開会辞で‘高麗会館の目指すものは、民族の優秀な歴史文化遺産を継承発展させ、地域経済の 発展のために奉仕すること’として、‘安重根義士を記念することは我が会館の使命であり、今後は我が民族の 抗日英雄人物たちに関する展覧行事をさらに数多く開き、民族精神の高揚に先に立つことになろう’と述べた。 引き続き開かれた座談会で、前ハルピン市文化局・王洪彬局長は‘安重根義士の精神とその意義’という テーマで報告し、安重根義士の義挙に対する中国人たちの視覚を包み隠さずに打ち明けた。彼は‘当時の大多数 中国人たちが安重根義士を自民族の英雄のように歓迎し、中国の抗日闘争に対する朝鮮民族からの最も大きな 支援になった’とその意義を述べた。ハルピン市社会科学院リ・ドンウォン先生は、多年にわたり安重根義士 に関して出版された国内外の書籍について評論、韓国と北朝鮮、そして国内の学者たちの安重根義士関連執筆 図書の内容と論評について体系的な分析を進め、参席者たちの一様な関心を集めた。 座談会に続き、一部の著名人たちが高麗会館で用意した安重根義士殉国95周忌記念行事に参加、筆を持って 祈りを捧げた後、高麗会館内に展示された安重根義士の絵や写真を振り返った。 大連安重根研究会の記念活動進行 アメリカ、韓国、中国の学者参加 大連安重根研究会(元国際安重根記念協会)は25日から27日まで、大連海港ホテルで安重根殉国95周忌記念 活動を開催した。アメリカ、韓国、中国など3ヶ国から集まった元国際安重根記念協会会員及び安重根義士 崇慕者30人余りが安重根義士の殉国地である大連で安重根義士の殉国を記念して愛国、愛族、アジア平和 を愛した安重根の精神を研究するシンポジウムを開いた。 今度の会議では25日、安重根義士が収監された日本とロシア帝国が建立した旅順監獄を参観、 安義士の檻、安義士の絞首場を見回り、26日には安重根思想研究シンポジウムを挙行、国内外の学者、 教授たちの論文発表及び活発な討論があった。中国側の論文発表者では大連海事大学のキム・ド教授、 延辺文学芸術研究所の前所長チェ・サムリョン、吉林大学韓国学研究所チャン・セファ教授などだ。 27日には国際安重根記念協会の現実的な事業進行のために大連安重根研究会(初心者)に改名することを決定し、新しい役員を選定した。 (黒龍江新聞 シン・チョルグク、キム・チュンヒ、キム・ドンキュ、リム・ククウン記者 2005年3月28日)
|