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［経済］　朝鮮族と韓国の間で伝統食品協力の期待 韓国伝統加工食品協会・李洪耆会長“今後ますます人気を集める私たちの伝統食品を世界に広めるため、 韓国の伝統食品で朝鮮族同胞と協力関係を開いて行けば非常に有益だと思います。” 去る3月初に開かれた‘2005年中韓国際有機農業合作交流セミナー’に参加した社団法人韓国伝統加工食品 協会・李洪耆会長は、伝統食品分野での韓国伝統食品と中国朝鮮族の協力の必要性を強調し、その見通し についても大きな期待を表明した。 彼は“伝統加工食品は、我が民族が伝統的に受け継いで来た食品を現代化された技術で開発し、生産した 加工製品をいう”と伝統加工食品について簡単に説明し、例えば私たちが普段食膳で常に食する米、餅類、 醤油類、キムチ類、野菜類などがあると紹介した。 最近、李会長は韓国伝統加工食品協会の企業の中国市場進出を推進するために、こまめに中国を訪問、考察 しながら市場ニーズ、投資誘致、材料調達などの基本情況を調べている。特に朝鮮族同胞が数多く居住する 東北3省に通い、我が民族の伝統がそのまま受け継がれている朝鮮族社会に対して深い印象を受けた。 彼は“中国で生活する朝鮮族同胞たちの食膳では韓国で見られる伝統食品を殆どすべて見ることが出来た。 しかしこれに比べ朝鮮族の伝統食品業はかなり遅れている。安全で衛生的な大規模化、正規化された企業や 会社が殆どなく、産業化形成されずにただ個人的需要を満足させているだけ”と述べた。 李会長は今度の中国行は黒龍江省海林市政府の積極的な投資誘致のもと、伝統加工食品の生産基地を設立す るため、考察しに来たという。彼は“中国は韓国に比べて伝統加工食品の市場潜在力が相当に大きいと見ている” とし、伝統食品発展地域を海林市に選定したことは“地域的にはたとえ遠くとも、海林市政府が有機農業の 発展を重視しており、それにここの朝鮮族農村の有機農業の発展が相対的に早く、質の高い原料供給が可能 だから”としてその理由を語る。 李会長は“競争力が高い韓国の伝統食品産業は、優秀な伝統的技術を土台に世界へ進出するためには、 多様な変化を受け入れなければならないが、その変化の一方向はこちら中国の東北3省の朝鮮族同胞社会に 求めることができるはずだ。それは朝鮮族同胞たちこそが最も韓国的な伝統、技術を保有していると思うか らだ”として、朝鮮族と韓国の伝統加工食品業社間の協力の基本的方向は、食品原料の供給、半加工商品の 供給、完成品供給などに分けるようになるが、各商品の特性に合わせて具体的に選定すると明らかにした。 したがって彼は、最も初心者的な水準で朝鮮族同胞の生産した品質が優秀で安全性が保障される農産物を供 給する協力関係だと指摘、“朝鮮族の農村で一日も早く環境に優しい有機農業を発展させ、有機農産物の生 産基地を形成し、未来の市場需要に合わせなければならない”と述べた。 李洪耆会長は、韓中同胞間の協力を通じ、これからの伝統食品の相互発展が活発になることを期待すると述べた。 　　 （黒龍江新聞　チャン・チョリョン記者　２００５年３月２６日） Copyright(C) 朝鮮族ネット