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![]() [文化] 延吉市に中国朝鮮族民俗村を建設へ 延辺朝鮮族自治州延吉市に中国朝鮮族民俗村を近い将来に建設することになると、 3月21日、延吉市朝鮮族民族文化観光製品開発研究会で発表された。 関係部門によると、延吉市に中国朝鮮族民俗村を立てる目的は、 朝鮮族の民俗文化を中国全域はもちろんのこと、海外にも広く知らせ、延辺の観光知名度を高めることにある。 この日の会議の参加者たちは、政府で去る幾年間、朝鮮族の民俗文化を発掘整理して延辺の観光知 名度を高めるよう重ねて訴えて来たが、予期の目的に到達するには力不足であった。現在、延辺朝鮮族自 治州には200万余りの人口が暮しており、なかでも朝鮮族は80万人余りで、中国200万余りの朝鮮族の 中で、朝鮮族の人口が一番多い地域こそが延辺である。 しかしこれまで、延辺は朝鮮族民俗文化観光の開発を、単なる飲食中心に行 ってきた傾向があり、国内外の観光客に真正なる朝鮮族民俗文化を知 らせるには限界があったと民俗専門家たちは指摘している。記者が延吉 市のある民俗食堂街を尋ねたところ、民俗料理ですらわずかに狗肉料 理店があるだけだった。同じく朝鮮族民俗芸術であるサンモノリを継承 発展するために活動している汪清県百草溝も名前こそ民俗街と名付け ているものの、道の両側には狗肉料理店が絶対多数を占めていた。また国際貿易民俗村とか、 その他の地域のいわゆる朝鮮族民俗村も状況は大同小異である。そこで延辺、特に自治州の 首府である延吉市に本当の朝鮮族民俗文化を国内外の観光客に知らせるためには民俗文化 の種類が多様ないわゆる伝統儀礼、サムルノリなどの伝統音楽、伝統料理、ユッノリ・花札の ような伝統遊びなどの文化を紹介する民俗村がなければならないと学者たちは主張している。 特に延辺は建築開発ブームになっているものの、朝鮮民族伝統家屋の開発ブームは殆どない。 これに因み中央民族事務委員会協会管理処主任ツィ・ジャは、以前に記者に会った席で、 延吉市を通って見たら朝鮮族の特色を帯びた伝統家屋を殆ど見つけられず、朝鮮民族の地 域という感じを与える状態ではないと述べた。 (黒龍江新聞 ユン・ウンゴル記者 2005年3月25日)
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