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![]() [社会] 朝鮮族自発的帰国者、入国時、吉林省空港で1人当り5000元ずつ罰金 韓国不法滞留朝鮮族の自発的出国者たちが、帰国の際、 長春空港で吉林省公安庁関連部署により、根拠不透明な理由 で1人当り5000元分の罰金を課され、当事者たちから大きな反発を呼んでいる。 去る3月19日朝6時30分頃、記者の携帯電話が鳴った。吉林省延吉市にある親戚の家で 会った彼は、和龍市八家子鎮に家があるパク・ジョヨン(仮名)という40代の女性だった。事 件は次のとおりである。 2000年、その女性は韓国行の正常なビザを受けて韓国に到着、食堂などで毎日10時間余り のつらい仕事をしながら稼いでいる途中、韓国からの自発的出国新政策により、韓国仁川で発給する‘自発的出 国確認書’の発給を受け、3月18日当日、仁川−長春−延吉行の飛行機チケットを切った。長春空港に到着する やいなや、空港関係者たちによって抑留された。韓国不法滞留であるという理由で、調べるというのだ。一緒に同行したその他2名の 朝鮮族も吉林省公安庁に移送された。韓国での不法滞留者だから罰金6000元を支払わなければ帰してもらえないというのだった。携帯したお金が ないと言うと、家に連絡してお金を送金させろと言う事だった。頼みこんだ挙句、5000 元で合意して延吉市で妻を切なく待つ夫が銀行口座にお金を送金した。解放された時には 既に長春−延吉行(9万ウォン)の飛行機が出てしまった後。仕方なくその日の夕方、長春 −延吉行の汽車便で延吉に到着した。その日一緒に抑留された2名も同じ情況だったと言う。 その女性は記者に、韓国での不法滞留は韓国の政策によって適用されるものであり、 中国公民としての中国不法滞留はないのではないかと、さっぱり理解できない様子だった。 記者が電話で吉林省公安庁外事処に問い合わせたところ、上からの通達により韓国不 法滞留者に限っては帰国の時に罰金を課すると説明した。 記者が延吉空港で調べたところ、延吉空港も韓国不法滞留者に限っては罰金を適用する とのことだった。延吉市の某ホテルに勤めるあるガイドの母も、以前に韓国不法滞留者という ことで延吉空港に到着するやいなや5000元を罰金として徴集されてから解放されたと言う。最近、 韓国の自発的出国外国人に新しい政策が適用され、延吉空港に毎日少なからぬ朝鮮族の韓国 不法滞留者たちが入って来ている。 (黒龍江新聞 ユン・ウンゴル記者 2005年3月23日)
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