xxxxxxx
朝鮮族通信 中国の朝鮮族に関するニュースポータルサイト Search by Google:
ホーム 朝鮮族概要 地域紹介 政治 経済 歴史 観光 ショッピング コミュニティー お問合せ



[経済] 中韓合作長寿企業の成功モデル創造

ハルピン新吉家具城CEO金秉建総経理、総投資2000万ドル、敷地4万7000平米、 レンタル収益3000万元、ハルピンの同種業界最大


▲ハルピン新吉家具城
金秉建総経理
(記者 リ・テム)
ハルピン新吉家具城の最高経営者(CEO)金秉建総経理は、黒龍江の中韓合作企業 には成功事例がないという固定観念を打ち破り、そのまま延々10年、会社の成長を牽引し、 中韓合作長寿企業の成功モデルを創造しただけでなく、熾烈な競争の中でも新吉家具城をハルピン の同業界最大の収益企業に浮上させた。

ハルピン新吉家具城は1995年7月、ハルピンシンバル企業グループ(投資額率60%)と韓国国際総合建設 (投資額率40%)が1500万ドルを投入して設立した中韓合作企業で、 当時の家具専門商業センターでは中国最大の規模だった。

中東の砂風の中で6年間生活しながら、サウジアラビアのリヤド、ダムマン など8つの地域の建設現場を管理し、抜群の管理才能を発揮した金秉建は、韓国側代表 として会社業務を率いる総経理として赴任するようになった。

韓国東国大学で行政管理修士学位を取得し、エリートコースを歩んで来た金秉建 総経理だったが、草創期には多くの困難を経験することになった。韓国の経営技法を取り入れて会社を運営しようとしたが、 考え方と価値観が異なる中国人を管理し、中国の官公署と意思疎通をはかることは‘夢のまた夢’だった。

金秉建総経理は、幾多の試行錯誤を繰り返して‘中国と韓国の差異を認め、相手を尊重、 理解する基礎において中国式の考え方にいつも臨まなければならない’ということを悟るようになった。

心を開いて職員と合作パートナーを理解することに力を尽くし、中国文化と言語を習得して徹底的な 現地化を実現するように努力した。

彼は中国進出後、3年ぶりに通訳なしで中国語の対話が可能になり、意思疎通がなだらかになると、 職員管理、対外的付き合いなどの面でも画期的な進展を見せた。毎日、中国の新聞と書籍を購読し、 必要な情報を手に入れて第一線の経営に積極参加し、経営、会計、管理などの実務を完全に把握する と同時に、相互信頼と相互理解の家族的な会社雰囲気を作り、職員たちが皆一丸となって団結するよう にした。そして最近は、側近もおかず140人余りの会社員の中で唯一の韓国人(朝鮮族もいない)であるが、 会社の上下が金秉建総経理の指揮下に一糸乱ず動くことができた。

その結果、ハルピン新吉家具城は‘最上のサービスで入居者たちに最大限利益をもたらし、会社は最小 限利益を残す’と言う金秉建総経理の誠実経営、透明経営、人間的経営でハルビン家具専門 街の先頭走者になり、競争優位を守ることができるようになった。また草創期、法を知らなかったため の契約のミスで1200万元の損失を出すなどの試練の中でも、責任所在をめぐる論難を発生させることもなく、 相互間の友好的な合作を維持することができた。

彼の私心なき努力で、新吉家具城は3年連続してハルピン市外国企業投資経営優良企業の栄誉を得て、 黒龍江省文明建設企業、ハルピン市税務緑色企業、ハルピン市労働管理先進企業など、100個余りの称号 と認証書を授与され、金秉建総経理も黒龍江省とハルピン市の外国市場先進経営人、 韓国産業資源部と韓国商会の功労賞を授与されるなど、幾多の栄誉を持つこととなった。 10年間 中国で生活したが、中国を1%しか理解することができないという金秉建総経理は ‘中国と韓国の差異認定’、 ‘通訳なきビジネス’、 ‘中国文化と当地の実情に対する理解’、 ‘関連業務の上達’を土台とした徹底した現地化を成功要因として挙げた。

金秉建総経理は去年6月。ハルピンだけでも家具業界の商店総面積が35万平米に達するなど、 ますます熾烈になる家具業界の競争を勘案し、新吉家具城拡張建設工事を提案、 任長永董事長を含めた取締役会の全幅の支持を得て、新規投資500万ドル、敷地面積1万2000平米に 達する2期工程を始めた。今年の3月初、総投資2000万ドル、敷地面積4万7000平米に達する超大型の 家具専門商店として誕生したハルピン新吉家具城は、今年の収益3千万元を狙っている。        

(黒龍江新聞 ジン・チョンホ記者 2005年3月19日)
Copyright(C) 朝鮮族ネット