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[文化] 日本で1200名のライバル制し、大賞獲得



延辺朝鮮族留学生・安東哲(アン・ドンチョル)さん、日本のマスコミの審査員達が油絵“母なる宇宙”が 躍動する“生命の力”を見せてくれたと絶賛

22日午前、記者は図們にて日本全国大学生・高中生絵画公募展“第1回 アートビエンナーレ”で大賞を受けた安東哲(40歳)さんに会って取材した。

去年11月、12月、日本の中日新聞、四国新聞などを含めた日本のマスコミは、 日本で油絵大賞を受けたある朝鮮族留学生に関する報道でセンセーションを巻き起こした。.

図們鉄道中学校を卒業して吉林芸術学校美術学部(1986-1990年)油絵学部を卒業、北 京など内地を転々としつつ、自分自身が描くことができる個性ある新しい絵を描こうと、敢然と日本に行き、 苦学の道に入った遅咲き 留学生の安東哲。去年4月に香川県高松市の香川大学の研究生として第一歩を踏み出した彼は、 一日二、三時間ずつのバイトで学費を稼ぐ一方、食事も適時に食べられない状態で一日6時間ずつ 寝ながら熱心に油絵の実技製作、化学表現材料の基礎研究などの勉強に専念した。年若い学生たち に比べてまず言語環境に適応するのが非常に難しかったが、人一倍の努力に渾身の情熱を注いだ彼は、 日本の地に足を入れてからいくばくもないのに、“秋”という作品で第69期香川県美術展覧会の入選作を出した。 その後それまで学んだ実力で新しい構想と想像の翼を広げ、高水準の油絵“母なる宇宙”(39×130cm)を創作、 去年11月16日、日本全国大学生・高中生絵画公募展“第1回アールビジョン・アートビエンナーレ”で1200人の 応募者を退けて大賞を獲得した。彼の絵は女性の肉体を中心に地球と銀河系の神秘な姿を描写、宇宙空間 から時代を引き継ぐ人類の躍動する“生命の力”を迫力一杯に表現した。

アールビジョン社(名古屋市)で企画し、中日新聞社、名古屋テレビ放送、日本国際博覧協会などで後援した 今回の展示会は、人材発掘と育成を主旨とし、地球と自然を愛しようというテーマの下に初めて名古屋市民 ギャラリーで開かれた。アメリカ、イギリスの有名な教授たちが審査を引き受けたが、審査委員たちは安東哲 の絵が“密度があって生命力ある作品”と絶賛した。

安東哲がこのように日本で大賞の栄誉を受けて来たことは、偶然な事ではない。 国内で学校に通う時から、既に省レベルの入選作品を出し、吉林省美術家協会会員 として活躍を見せて来た彼だったから、彼はいつも夢で溢れていた。彼は“私の夢は 今から始まります”として、“これから東京芸術大学に入り、修士、博士課程まで進み、 もっと高い次元の個性ある飛び上がるような絵で、世界進出を狙う一方、その後は延辺の 故郷の地に戻り、個展を開くのが希望”といい、素朴で純粋な愛郷心を見せた。 .

(延辺日報 チャ・スンヒ記者 2005年2月25日)
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