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[経済] 延辺牛の品種資源保護、開発利用が急務

改良繁殖体系の確立、純粋種・交配種の探求成果が明白に

去る1月に召集された延辺朝鮮族自治州12期人民代表大会 第3次会議で“延辺朝鮮族自治州延辺牛 管理条例”が原則的に採択(現在、吉林省人代 商務委員会に提起し、批准待ち)、延辺牛品種資源保護と 開発利用に法的裏付けが出来たことになり、畜産を管轄する多くの部門と畜産研究、経営グループ、個人の話題が多い。.

調べによると、我が州は近年、牛肉市場の需要と農業構造の調節とともに牛飼育業が急速に発展した。 2003年末まで、牛飼育数は72万6000頭(1980年は16万頭)に増加し、生産額は4億5000万元に達し、 既に我が州の農民収入増加の重要な経路になっている。

しかし長期間の役用選択の制約を受け、延辺牛の品種は農村の生産条件の改変と市場の需要の変化に 適応することができず、品種資源の保護と開発利用におい無視できない問題が存在している。

該当専門家たちの紹介によれば、随分以前から延辺の各級畜産主管部門、科学研究グループ、 科学技術人員と生産経営グループは、品種資源が優良品種の繁殖事業の基礎であり、牛飼育業発展 のカギであるという前提で延辺牛の品種資源保護と開発利用に重点をおき、延辺牛改良方式体系を初歩的に 作り上げ、純粋種の肉牛、交配種の肉牛などの面で積極的な探索と実践をし、一定の成果を挙げた。 しかし品種資源に対する保護事業が重視されていないのが実情である。

現在、地方ごとに好き勝手に種牛、繁殖牛、子牛を屠殺する現象が発生しているが、この結果、優れた品種が 毎年減っており、一部の金銭感覚の鈍い屠殺場では、離乳したばかりの体重が150〜200kgにしかならない 子牛、さらには乳児の牛まででたらめに屠殺している。該当部門の統計によると、2003年繁殖牛が牛全体の 27%であり、2000年の29%より2%低く、全国平均水準の45%よりは18%も低い。したがって繁殖率が低く、 その後には出荷数が少ないという結果が出るようになるという指摘がついて回る。

この外、一部の地方から盲目的な牛肉生産量の追求で無計画に節制なしに経済後輩をし、延辺牛の品種 資源が混雑されて純粋種の数量が減り、部分的に生産経営グループと個人が経営し、薬、飼料添加物など で法規、政策の規定に従っておらず、種牛の安全性が保証されていない。また種牛の質に影響を与えている ことも延辺牛品種資源保護事業において無視できない問題に挙げられている。

専門家たちはまた、開発と利用で比較的安定した政策保障期制が作れず、品種資源保護、肉牛計画の 具体的な実施が影響を受けている。また繁殖改良部門、科学研究部門と生産経営グループの積極性が 影響を受けていると指摘している。また資金と技術投入が不足しており、新しい品種の培育が遅れており、 市場の需要を満足できないのが実情だ。

こんな状況で関係者は、我が州の実際に基づいて制定した“延辺朝鮮族自治州延辺牛管理条例”は延辺 牛の品種資源を保護,開発利用する上で重要な意義があるとして、特筆すべきこととしている。 先月開かれた州12期人代第3次会議で、代表たちは“延辺朝鮮族自治州延辺牛管理条例”を設ける必要性が あると充分に肯定、敦化市代表団のサ・ゲパ代表、汪清代表団のワン・ウィスン代表は、延辺牛を保護し普及 発展させると同時に、いかにして市場経済法則によって延辺牛を保護発展させるか、また 同時に延辺牛とその他の優良種の関係を扱うかについても一層研究しなければならないと指摘、 また種牛の保護と改良を重視し、科学的な飼育管理を提唱し、延辺牛の継続的な発展をはからなければならないと述べた。

一方、畜産関連研究部門の研究者たちは、“延辺朝鮮族自治州延辺牛管理条例”の制定が一日も 早く延辺牛肉用品業界を育成し、種牛農場と繁殖場の建設を急ぎ、延辺牛の総体的な生産水準を 向上させるのに実質的な役割を発揮できることを期待している。

(延辺日報 シン・ヒョンスク、キム・ソングァン記者 2005年2月21日)
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