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［社会］　ニューヨーク総領事、ニューヨーク朝鮮族の行事招請を拒絶 キリスト教聖書公開講座で物議を醸した文俸柱（ムン・ボンジュ）駐ニューヨーク韓国総領事が ニューヨークの朝鮮族の行事に招請を受けたものの、「朝鮮族は中国人であり、 中国領事館から人が出るはず。私が行くのはマズイのではないか」と断ったという。 文俸柱総領事は去る11日、ニューヨーク韓人会主催‘韓人の夜’で ニューヨーク朝鮮人同胞会のウォン・ジョンウン新任会長から‘全米州朝鮮人同胞和合の 夜’に招請を受けたが、中国国籍のコリアンたちの集まりに韓国を代表する公館長が 参加することは外交的に誤解を呼んで摩擦をもたらすとの可能性を憂慮して丁重に断った。 これと関連し、ニューヨーク朝鮮人同胞会の一関係者は「私たちは同じ一つの民族であり、 我々も韓国人であると思っているのに、韓国を代表する公館長がこのように私たちを中国人 として決め付けてしまうのは、同胞の胸に薄氷を振りかけることだ」として憤慨した。 彼は「私達を中国人だと決め付けておきながら、なぜ高句麗史は韓国史だと主張するのか」という。 一方、ニューヨーク朝鮮人同胞会の一役員は「韓国から長官も来られ、ワシントンに大使も 来ておられて忙しい日程のために、参加できないのだと理解している」と述べた。 22日、フラッシング・ソウルプラザで開かれる‘全米州朝鮮人同胞和合の夜’にはLA、 ワシントン、フィラデルフィア、シカゴなど全米州から朝鮮族の同胞たちが参加して、 駐ニューヨーク中国総領事も招請されたという。ニューヨーク朝鮮人同胞会のウォン・ジョンウン 新任会長は、「2年前、事務総長時代の同胞の集まりに中国総領事を招待しに 中国領事館を訪問した時、 ‘韓国総領事が来ても歓迎する’と言う言葉を聞いた事がある」と述べた。 ある韓人団体長は「韓国の在外同胞法発効以後、中国で高句麗史を自国史に 編入させるなど微妙な反応を見せており、最近は脱北者問題に対しても強硬な 立場を固守していることを考慮すれば、ムン・ボンジュ総領事の行事不参加はやむを得ない選択だと思う」と述べた。 また他の韓人団体長は、「非常に微妙な事ゆえ慎重にならざるを得ないが、公館よりは 韓人会など民間次元で交流を拡大した方が良いようだ」との意見を述べた。 [米州世界日報] （ブレイクニュース　２００５年２月１５日） Copyright(C) 朝鮮族ネット