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［経済］　延辺経済開発区、現在２５社の韓国企業が入居 吉林省延辺経済開発区は外資誘致の最適な投資環境を作るために最善を尽くしている。 延辺は言語がお互いに通じ、民族の同質性を感じさせるなど、多くの面で韓国の投資家に とってはこの上ない良い地域であるが、交通が不便で地域経済の不振などの原因により 投資誘致の障害を感じさせた。 これを克服するため、延辺朝鮮族自治州委、政府、市、各村の党委、政府では、 延辺経済開発区の最適投資環境作りを積極化させた。 延吉市経済開発区は延吉市東部、布爾哈通河両岸の5.33平方キロを占め、無公害先端 技術工業プロジェクト及び外資誘致のための設計図を現実化しはじめた。 この開発区はまず物流問題にメスを入れ、国家交通部の批准を経て東春航運（延吉−琿春ルート）、 オドン集団物流の２つの物流を新設、大連を通じていた歴史に終止符を打った。次に現代的な 設備を持つ1.2万平米に達する工業団地を作り、韓国の中小企業の中国進出支援や投資負担の 軽減、マーケティング支援、経営の悩み相談、国際協力交流の推進を念頭におき、製造業のうち アパート型工場に適合する業種の投資家を誘致した。 現在、この開発区にはセントローグ有限公司、ハッピーレイン日用電器有限 公司、ヒレゴン医療機器有限公司をはじめとして韓国企業が２５社、国内企業が６０社入居しており、 従業員は5,298名に達している。上記の企業は、主に食品加工、生薬、新建材、医療機器、電子情報及び、 現代物流を先駆けとしている。開発区の外資、国内企業は、毎年成長しており、２００３年以前の開発区 の工業総生産額は１０億元、税金額は5000万元であり、２００４年には上半期で生産額は既に ６億4200万元、税金額は2,149万元に達しており、昨年の同期に比べてそれぞれ43.22％、80.13％成長した。 今年に入って、開発区は基礎施設の建設事業にとりかかり、良好な投資環境を積極的に造成し、 外資誘致の飛躍的発展を狙っている。また 成長性が高く、拡張能力を持つ先端技術企業、国内外有名ブランド企業を大量に誘致し、 また高等教育学校の知識潜在力を開発して科学研究成果が生産力に転換するのを支援し、 産業発展のための備えに力を入れ、中韓科学技術合作基地などの建設に着手しており、 一区多元化効果を生み出している。これとともにサービスを高め、入居企業への全方位的 なサービスを進め、投資誘致事業を引続き強く推進している。 現在、この開発区には最初の段階として２００８年北京五輪に照準を合せ、外資誘致事業に全力を挙げている。 （黒龍江新聞　ハン・ヨンナム記者　２００５年２月３日） Copyright(C) 朝鮮族ネット