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［社会］　「間島は韓国の土地」証拠見つかる 18世紀以後朝鮮と清の国境を現わす人工垣根(盛り土や石積み)の跡が衛星映像を通じて白頭山天地の 南東で初めて確認された。京郷新聞ニュースメーカー間島特別企画取材チームは最近、 1ｍ級の衛星映像(2004年6月12日撮影)を入手、古地図などを参考して両国間境界を追跡した結果、このような事実を発見した。 位相映像専門判読企業であるウィア(株)は「19世紀末などの古地図と比べた結果、 鴨緑江と松花江の上流を連結する土台と石台など人工物の輪郭が1.5km以上繋がっていることが判った」と説明した。 これにより、これまで中国側が主張して来た鴨緑江〜豆満江国境説は虚偽であることが 明らかになり、1712年の白頭山定界碑建立以後続いた300年間の国境論争も韓国側の主張に分があることになった。 特に松花江の支流である土門江と東の鴨緑江の間を繋ぐ垣根が両国間の国境線であるこ とが明かされることによって、現在、延辺朝鮮族自治州に属する間島地域が韓国の土地であることも立証されたわけだ。 人工垣根の跡は白頭山将軍峰から下る道に付いて南に向かって曲がり、土門江の乾いた 河川に沿いながら東に800ｍほど繋がっている。以後600ｍ位不明確になる線は、また300ｍほど現われる。 衛星映像判読専門家であるイ・スンヨンさんは「去年、中国・集安の丸都山城と渤海 上京城郭を衛星映像を通じて判読した時にも、こんな帯が現われた」「映像の中では 小さな道のように見えるが、輪郭の形態が石積み帯であると推定できる」と述べた。 垣根跡の現われた土門江は衛星映像で豆満江ではなく、松花江に流れる。 李さんは「全体の地理をよく見られる15ｍ級衛星映像で、土門江が松花江に流れ込むのを確認した」と述べた。 間島問題の専門家であるノ・ケヒョン前・昌原大総長(外交史)は、「定界碑建立当時、 両方の川を境界にしたという歴史的記録があり、朝鮮と清の国境が鴨緑江と松花江だった ことを示す今回の衛星映像判読結果は、歴史的事実とも符合する」と述べた。 朝鮮後期国境史を研究して来た京仁教大のカン・ソクファ教授(史学)は、「衛星映像を 直接確認して見ると、土門江と鴨緑江の間を盛り土で連結したという18、19世紀当時の 史書の内容が事実であることが明らかになった」「今回の確認が今後の学界に大きな影響を及ぼすと思われる」と述べた。 （京郷新聞　ユン・ホウ記者　２００５年１月３０日） Copyright(C) 朝鮮族ネット