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[経済] 上海市 不動産ブームに乗り、関連業種に活況

朝鮮族、韓国企業も幸先よいスタート

上海地域の不動産景気が依然として好調を見せており、多くの投資家達の好奇心をそ そっている。昨年、上海への不動産開発投資が 11月までに1025億4800万元となり、昨年同期比で22.8%の増加を見せた。その中で も高級住宅への投資が775億9000万元と、 不動産開発投資全体の75.7%を占めている。これについて専門家達は、不動産景気の 好調について人民元切り上げを狙っての外国人資本の流入と不動産投資に対する市民 達の選好度が依然として高いためであると分析している。また今年も現地の上昇傾向 が続くものと見込まれている。 そんな中、早くから上海に進出していた朝鮮族も不動産開発のブームに乗り、関連業 界で腕を振るっている。

インテリア−特色デザインは明日の青写真

今の国内不動産の状況は、アパートや事務室を分譲する時に内部インテリアは購入者 が完全に責任を持たなければならないので、 インテリア産業が史上最高のブームとなっている。上海の朝鮮族が経営するインテリ ア業者は、中国式−韓国式デザインにより市場を歩き回っている。上海で永年にわた りインテリアに従事して来た韓都インテリア有限公司(リ・ソンムン経理)は、これ までに50余りの住宅用インテリアを手がけて来た。現在、このようなインテリア業 者が約30社、大部分が住宅インテリアのみに従事、市場の需給がちょうど良く、争 奪戦はさほど熾烈ではない。

これらの業者は韓国人が多数住んでいる龍柏、虹橋鎮、古北、虹梅路などにある。最 初の顧客は韓国人であったが、外国のデザイン文化を追求する漢族の顧客も大幅に増 え、ターゲットとする市場は方向転換した。 しばらくすると装飾を施した後のサービスが業者の命綱となり、またインテリア業者 の独特のデザインがその位相を確立する。 現在は小規模な零細資本でインテリア市場に進出する韓国人が中国の業者や朝鮮族と 連携してインテリアの夢を育てているところから見て、上海のインテリア市場に参入する韓国業者も増える見通しである。 今後はインテリア業者が果敢に自身の特色と位相を構築することになろうし、そうなればインテリア市場は混合式デザインの 垣根を越えてそれぞれ中国式、韓国式、西洋式デザインで体系的に展開するであろう。 現状では中国式−韓国式混合デザインを売り出している朝鮮族の業者が不動産の要所要所を押えているといわれる。 原因は消費者が確固たるデザイン様式を追求しないことにあるといわれる。いずれれ西洋式デザインを母体とする 現代式インテリア業者も上海市場で急成長して来ることだろう。

床材−市場争奪で火花散らす先陣争い

不動産開発ブームに乗って装飾在の一部門である床材業界も活気を呈している。上海に大型装飾材割引売り場で床材スーパーチェーン、 在来式床材市場に至るまで、その種類は様々だが、最も大きな市場を形成しているのが床材市場であるといえる。 LG化学床材の代理店である上海金属貿易有限公司のキム・ヘラン経理は、上海床材市場の構成は国産製品、国外製品が半々だという。 9年間、床材市場を歩き回っているこの業者は、装飾材市場の華々しさを実感している。 現在、上海は地域と価格でイメージを固めているLG化学の床材が消費者の視線を集めているという。ここ10年余りで上海に陸続と進出したLG化学床材、米国のアームストロング、フランスのボルパー・ジェフティックなど、国外床材製品が市場争奪戦を激しく繰り広げている。 LG床材が上海進出してから6年、アームストロングは10年、各社ともそれぞれに上海、南京、杭州、蘇州で製品説明会、設計士訪問などを通じて製品の広報を展開、年間10回余りの説明会、そして300回余りも設計士訪問をしていると予想される。これらの業者は商業用、家庭用の床材市場を問わず、開発頻度を高めている。

上海の大型建材市場である九星、浦東恒大の装飾材市場で、これらの国外製品はいくらでも探すことが出来る。 入手した情報によると、フランスの多国籍建資材流通業者であるホームディポ(家得宝)は、中国がまだ流通市場を完全には開放していない状況に鑑み、中国のパートナーと連携して中国市場に参入しているという。ホームディポは上海に二つの大きな売り場を持ち、中国全域に販売網を拡大している。

(黒龍江新聞 テ・ソンイル記者 2005年1月15日)
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