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［特集］　対北朝鮮　投資貿易の機会が見える 編集者の言葉： 北朝鮮政府から出された「経済調整政策」の実施と、今年５月１６日から１９日まで平壌で開かれる北朝鮮の歴史上最大規模の 国際産業貿易活動である「第１回　平壌国際商業貿易祝祭」により、北朝鮮はチャンスの場、チャレンジの場に生まれ変わっている。 北朝鮮の隣国で、いろいろな強みを持っている中国の少なからぬ企業が、対北朝鮮投資を拡大、「黄金獲得」に急いでいる。 本紙は、今回から何回かに分けて対北朝鮮投資に必要で確実な情報を提供すべく、企画報道する。 中国の改革開放が２５年を過ぎた今、北朝鮮では「経済調整政策」を始めて注意深く実施段階に、本格的に進もうとしている。 北朝鮮の経済状況と住民の消費水準は８０年代初期の中国に似ている。北朝鮮の民用工業品は、全く不足しており、大多数の 商品は輸入に頼っている。特に北朝鮮の食糧は輸出に対する依存度が高く、北朝鮮の海産物と人参などは競争力の高い輸出品である。 昨年、１２月１７日に在中北朝鮮大使館商務処は、朝華友誼連合会と北京で情報公開会を開き、北朝鮮の歴史上最大規模の大型商業貿易活動である「第１回　平壌国際商業貿易祝祭」を開催すると発表し、事実上、北朝鮮の対外開放の幕を開けた。北朝鮮政府では、北朝鮮進出の中国企業に優遇政策を施し、両国の民間投資保護協議を討論するなど、実質的な優遇政策により、中国企業に大きな誘惑を投げかけている。 北朝鮮で一番大きな輸出品目は鉱山資源である。北朝鮮のマグネシウム埋蔵量は世界１位であり、石炭埋蔵量もアジアで２位、金・銀・マンガン などの埋蔵量も世界有数である。北朝鮮で一番大きな輸入項目は機械、化学、電子、軽工業、食などである。現在、北朝鮮の産業活動は、以前として比較的スローであるが、経済回復基調ははっきりしている。 見聞編： 北朝鮮で食糧は国家で計画的に分配する以外に、市場でも商品食糧として販売しているが、価格がとても高い。平壌市民は基本的な衣食住は 解決しているが、生活用品と生産資材が非常に不足している。 平壌の市街には高級乗用車がとても多い。しかし大多数の乗用車は９０年代もしくはそれ以前の古い様式である。 北朝鮮の乗用車価格は中国よりもかなり安い。平壌の道はとても広い設計がしてある。光復路を例にとれば、１２車線に建設されたが、 中国よりも進んでいる。外国人観光客を専門に受け入れるヤンカクド酒店の４７階の回転食堂から見下ろすと、 平壌の都市全貌はとても雄大で美しい。多くの平壌市の住宅は２、３０階建てで、大多数の建物は設計がとても現代的である。 北朝鮮には商店や食堂がとても少ない。北朝鮮最大の平壌第一百貨商店に入ると、各階とも電灯が少なく、夜になると住宅に電灯が見えるだけで、街には街路灯があまりない。電気不足とそのための節約が原因である。 操業を中止して１０年以上になる国際酒店は、平壌で最も代表的な建物である。この酒店の建設計画は１００階以上であり、外観はエッフェル塔を 模倣し、時代的衝撃を与える。物品とエネルギーの不足により、東アジアで最も美しく雄大な豪華な建物が操業を停止してから１０年が過ぎた。 （黒龍江新聞　本社記者　２００５年１月１２日） Copyright(C) 朝鮮族ネット