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[社会] 北朝鮮の羅津・先鋒はカジノ天国

中国の言論人が続々と北朝鮮の羅津・先鋒のエンペラーホテル・カジノ現地ルポ記事を集中的に報道している。 これは蔡豪文(41)延辺朝鮮族自治州の交通運輸管理処処長が公金351万元をカジノに注ぎこみ、 隠れていた後に出頭したものだ。 エンペラーホテルは香港のエンペラーグループが1億8000万ドルを投入して羅津・先鋒に2000年に 開設した最高級ホテルで、年間10億元以上の収入を上げている。

以下は新京報のルポ記者が伝えたものである。

北朝鮮国境を越え、山道を54q行くと、荒涼とした浜辺に7階建てのエンペラーホテルが現れる。 昨年、延辺からだけでも5万名がここを訪ねた。 一人当たり5000元を使ったとすれば、年間2億5000万元が流れたことになる。 客室では中国はもちろんのこと、香港、台湾、日本のテレビ放送が見られ、成人チャンネルまである。カジノは 広さ1,000平米、高さ7〜8mのホールになっており、バカラの機械が5台設置されている。

夕方7時になると、顧客70名余りが客室にいて、基本料金300ドルのバカラテーブルには山東省から来た 客が興奮して上っていた。 1万ドル以上を稼いだようだ。カネを儲けると、北朝鮮の従業員達が中国語で「恭喜発財(お金儲け ておめでとうございます)」とお祝いを言い、 お客は5〜10ドルのチップを渡した。 次の日、ある中年女性は前日に賭博で1,000ドルを失い、トイレでチップ代100ドルを忘れて来てしま ったと嘆いた。最近は20万元を失った 中国の若者が7階のホテル屋上から投身自殺したとの噂がある。

(京郷新聞 ホン・インピョ記者 2005年1月5日)
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