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[社会] 新年壁紙 帽児山の日の出景観スケッチ



新年の初日の出はいつもよりすごくて感動的だった。

神様が御来光見物者に新年初の贈り物として清々しい天気をプレゼントしたのか、 正月の夜明け空は雲一つなく清く晴れ、風もなかった。西南の空に明るくかかるお盆のような満月が、 ちらつく星の群れを従えて新年の御来光見物者達をにこやかに迎えてくれた。

私達の一行が先に進んだ人々を一人二人と追い越しながら帽児山の頂上に上がってみると、4人が既に来ていた。 面識はあってもなくても、嬉しい挨拶がお互いに行き交った。今日に限って俗世間を脱して仙境で会ったような変な気持ちだった。 人々は次第にたくさん集まって来た。家族同士、友達同士、同窓生同士、恋人同士、会社職員同士・・・6時57分になると 帽児山の頂上には300人余りの人々が集まった。その他、朝の眠りから起こされて女主人に付いて来たとても可愛い犬一匹もいた。

人々の中で一番幼く見える延吉市延南小学校5年生1組のキム・リョホン君は、「去年より学習成績をもっと良く するのが新年の望み」と言った。 80人余りの会社員と一緒に到着した成宝ビルの鄭永彩会長(72)と金成順総経理は、 「私達延辺の人々がより良く暮らせるように願うのが新年の望み」と打ち明けた。 人々は各々美しい望みを胸の中に納め、膨らむ胸を抑えながら、今こそほとばしる新年の初太陽をただひたすら待った。 定刻6時58分、火達磨のような太陽がはにかむ娘のように東の山からひょっこりと顔を出し始めた。殆ど同じ時刻に 帽児山頂では歓声がこだました。「やあ!太陽が見える」「ああ、本当に火達磨みたいだ」人々は両手を挙げ、 足をばたばた踏みならしながら何度も叫んだ。 特別に洋酒一本を準備して来た新元グループの張明錫総経理は会社員達と一緒に祝杯を 上げながら会社の発展を祈り、 山登り友達たちと一緒に来た延吉ドンウォン会社のキム・ヘソン総経理は、「登山の友達たちとの友情をずっと 大切にすることが新年の望み」と嬉しさを堪え切れずに言った。

激動の行政生活を送った州人民代表商務委員会・張龍俊主任は、10年連続して 一度も欠かさずに通った新年の御来光見物だが「今日の御来光見物はまた新しい気持ちだ。感動の雰囲気に スポッと嵌ってしまった」という。 「海蘭江ゴルフ場東の山あたりに新しい日の出見物場所を開発する必要がないか?」と言った。 興奮の中でまだまだ満足出来ない人々も、新年所望の夢を納めたまま名残惜しそうに去って行った。

(延辺日報 ソン・チョルウン記者 2005年1月4日)
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