［文化］ 朝鮮族女性歌手・張金花、ハルピンで個人音楽会開催へ
朝鮮族女性ソプラノ歌手、張金花氏は来る１２月２４日、ハルピン市道里区のハルピン音楽庁にて、個人ベルカント音楽会を開く。
今回の音楽会は黒龍江省で初めての朝鮮族歌手によるベルカント音楽会であり、音楽界やいろいろな媒体の注目を集めている。
音楽会主催側の紹介によると、前回の音楽会で張金花氏は、イタリア、フランス、ドイツ、ロシア、中国、韓国の６ヶ国の音楽作品を
公演することになる。そのうち２つの韓国作品「新アリラン」と「同心草」がお目見えする。当日に公演する多くの作品は、黒龍江省だけでなく、
国内でも公演されたことのない作品である。
黒龍江省阿城出身の張金花氏は、１９８５年に優秀な成績で上海音楽学院に入学、在学の頃に前後して周小燕、魏松など
国内外でも有名な声楽教育家の指導を受けた。卒業後、彼女はハルピンオペラ団に配置され、芸術事業を繰り広げ始めた。ずば抜けた音楽の
資質により、彼女は常に招待され続け、韓国、ロシアなどの国々へ行き、公演した。この期間、彼女は同業者の羨望を集めるほどに国内・省内の
大賞を幾度も獲得した。現在、ハルピン師範大学芸術学院で教育事業に従事しており、本科生と研究生を教えている。
彼女は今回の音楽会を通じて、永年にわたり物心両面で支援してくれた家族、師匠、友人達などに報告し、２０年に及ぶ芸術人生を総括するという。
（黒龍江新聞 チャン・チョリョン記者 ２００４年１２月２０日）
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