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[経済]大連 新型ハンギョレ商圏急成長

中国北方の香港と呼ばれる大連が、韓国からの投資急増とハンギョレ(韓国・朝鮮)商圏の急成長により熱い。 公式統計によると、現在、大連市の韓国企業数は1428、韓国人7000名余りが長期居住している。 韓国の大連投資ブームは、1997年から始まり、2001年に大連開発区の韓国企業が18社に過ぎなかったのが、 現在開発区に入居している韓国企業はなんと243社。総投資額は16.6億ドルに達している。大連の外国投資のうち、 韓国企業数は2001年の第5位から既に第2位になっており、成長率は数年連続して日本を上回り、 第1位となっている。また最近、現代電子、LG、浦項製鉄、大宇、三栄化学、高麗溶接材料など投資額が 2000万ドル以上の10社余りの大企業が進出し、大連において韓国企業の親和力とイメージが大きく向上した。 今年も造船、電子、光電子、新素材などの業種の投資をはじめ、韓国からの投資が持続的に急成長しておりとどまる ところを知らない、と大連経済開発区管理委員会のコン・ヨンテク韓国部部長はいう。



韓国企業の大挙進出に東北地域の朝鮮族企業が大連進出ブームに加わり、大連市には国内外のハンギョレ ビジネス移住民ともともと現地にいた2万人余りの朝鮮族社会が合流した新しいコリアタウンが形成されている。 現在、大連の中山区港湾街、山東路ファナムビル地域、開発区のホンメ住宅団地、チチュク住宅団地などが新しい コリアタウン地域として注目されている。移住民の定着指標ともいえる現地教育を見ても、大連朝鮮族学校の場合、 最近5年間の外地学生数と韓国学生数が急増、大連ハングル学校、大連韓国国際学校などの韓国人学校も同様で、 大連開発区の中小学校に通う韓国の学生だけでも400名余りになる。 「ついこないだ入学した時まで零細な商売をしていた外地学生の父兄が、何年かしたら自家用車に乗って来るで はありませんか・・・」大連朝鮮族学校のケイ・ヨンジャ校長は大連に進出した 外地人のうち成功した人々の名をゆびおり数えながら、こう言った。 大連は対韓国貿易活性化と合わせて商店とビルを軸に新型のビジネスコリアタウンの造成に熱い。貞花 韓国商品卸売商店街、ケンブアウレット卸売商店街、そして今造成中の東北地域最大の韓国商品卸売市場になる と展望されている青泥窪(チョンニワ)韓国商品通り卸売商店街などが雨後の筍のように出来ており、韓国人と朝鮮族投資家 に向かって手を差し伸べている。

大連の韓国企業の投資急増とコリア商圏の急伸張は、市政府による重視が発動機の役割をしていることが明らかである。 以前、大連市の夏徳仁市長は、関係者の会議で、今年、国内では温州商人、国外では韓国商人を優先的な 投資誘致相手に指定する施策を打ち出したといわれる。今年、大連工商局の韓国中小企業サービスセンターの設立、 推進中の大連−仁川間韓国航空機運行などのプロジェクトはもちろん、窓口単位である開発区投資誘致局に 韓国人事務職員を採用するなどの細かい配慮にも、開放された進取的な大連の方向を読むことが出来る。

(黒龍江新聞 ヨ・ジョンモ記者 パク・ペクリム記者 リ・スボン記者 2004年12月3日)
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