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[文化]冬の観光最適地に台頭

朝鮮族企業家の申昌明氏が運営するハルピン華天烏吉密(ウジミ)スキー場

600名余りの観光客が同時に食事、200名が同時に宿泊、3000名が同時にスキーが出来、オンドル部屋もあり、 朝鮮族と韓国観光客に親切な雰囲気で

朝鮮族の企業家・申昌明氏(40)が運営するハルピン華天烏吉密スキー場は、 優れた自然条件と親切なサービス、便利な交通でスキーファンの観光客の冬の観光最適地とされている。 今年の冬、異常気象により開場日を遅らせたり正常な運営に困難を伴った黒龍江省のスキー場は、12月 になってから観光客の受け入れに本格的に取り組んでいる。その中で尚志市から9km離れたところにある 華天烏吉密スキー場は、歴史、人文資源が豊富なことで有名である。ここは当初3回の全国スキー大会 を行ったところであり、30名余りのスキー優勝者を次々に養成した。



今年、ハルピン華天烏吉密スキー休暇有限会社は、烏吉密スキー場の経営権譲渡を受け、 3000万元余りを投資し、スキー場の大規模拡張建設と開発を進め、全面的にスキー場の経営規模と設備水準を向上させた。 現在、スキー場には全長3300メートルに達する初・中・高級3ヶ所のスロープがあり、いろいろなレベルのスキー客に 満足してもらえる。 新しく建設した4階建ての総合サービスセンターは、建築面積が1万平方メートルで、スキーサービス、食事、客室、 娯楽施設などを一体化し、スキー観光客に便利で高度なサービスを提供する。2階の食堂には、オンドル部屋も設置され、 朝鮮族と韓国観光客に親切な雰囲気を醸し出している。総合サービスセンターで600名余りの観光客が同時に食事が出来、 200名が同時に泊まれ、スロープの面積が20万平方メートルに達するので3000名余りが同時にスキーを楽しめる。

スキー場ではスロープの雪質を少しでも向上させるため、今年は特に200万元余りに達する6台のフランス式造雪機を購入し、 先進的な造雪システムを構築した。これは黒龍江省のスキー場で最も先進的な造雪システムだ。 また国内でも先進的という給水系統は、長さが1500mの水道管を山頂まで敷設し、スキー場全体の造雪を担当する。 スロープの両側には全長1150mの索道を導入し、スキー場の運送能力を大々的に向上させた。 ハルピン華天烏吉密スキー場では、観光客に最大限のスキー観光の利便を提供するために、 ハルピン市中山路にある会社から専用車で毎日1回づつ規定時間(朝8時にハルピン出発、午後4時烏吉密スキー場出発) に観光客を乗せスキー場に運んでいるが、観光客にとっては大変な利便となっている。

申社長は、華天烏吉密スキー場は従来のスキー場が一つの季節をもって3つの季節をカバーしていたような 消極的な経営方式を打破し、伸縮的で多様な経営方式を導入するつもりだという。来年、彼は1500万元余りの追加投資で民俗村 、荘園塔、無窮宮を建設するという。これにより、冬のスキー観光客だけでなく春夏秋の豊富で多彩な観光事業を展開する。 その他、高速道路とすきー場をつなぐ道路建設と烏吉密湖の拡張工事も全面的に実施する。その時には湖の水面面積が現在の 4万平方メートルから20万平方メートルに増えることになる。

申昌明社長によると、華天烏吉密スキー場は、今年12月4日に試運営に入るという。 その時にはここはスキーファンの殿堂として賑わうものと予想される。

(黒龍江新聞 チャン・チョリョン記者 リ・スボン記者 2004年12月2日)
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