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[経済] 朝鮮族人材市場、何が問題か?

現在、韓国企業の中国進出ブームの中、社会全体に韓国語を学び韓国企業に就職したいという志願者が 増えている。先日、瀋陽の寧大ホテルで開かれた韓国企業人材招聘会で、記者は求人企業と就職志願者の 間に多くの問題点があることを発見した。

(1)求人企業:「我々は経験のある人材が欲しい」

主催側の不完全な統計によると、韓国企業人材招聘会に参加した就職志願者のうち、当期卒業生が90%を占めた。 しかし彼らの大多数が経験不足という理由で冷遇された。 瀋陽のシニル・アルミニウム製造有限会社人事部、孔女史によると、現在、大学卒業生は社会での実践が乏しく、 厳しい仕事を避ける傾向がある上に、1〜3ヶ月就職してから他の職場へ移る現象が存在するという。企業の立場 から見ると、大学生が会社に就職してより大きな利潤を上げることが目的なわけで、経験社員が当期卒業生より もはるかに良いという。瀋陽工業大学の学生キム・ジョンイルさんは、 そんな現象はごく一部のことであるとして、大学生は高等教育を受けているので、一般的な知識に関連する社会 実践から出て来る問題を解決する能力があり、いろいろな困難を打ち破る勇気と情熱があるという。

(2)販売人材は不足、管理職人材は飽和、技術人材は超不足

座談会で大宇重工業烟台有限会社人事部、李代表は、いろいろな招聘会に参加してみたが、 販売人材を招聘するのが非常に難しかったと指摘、「今回の招聘会では管理職を希望する大学生が多かった」とし つつ、「当社は生産型の企業なので機械関係の人材を強く望んでいるが、該当する専攻の者がいなくて困った」と いう立場を明らかにした。 彼は管理職の就業は転業制限がなく、要求も簡単なので飽和状態になったが、技術を理解していろいろな人間関係 を妥当に処理出来る販売人材はなかなかいないという。 瀋陽の東方紡績有限会社人事部の李女史は「今回の招聘会で我々は機械工と電気工を募集したが、この日の志願者 が2人しかおらず、困った」といい、技術の人材が少ないことが問題だと指摘した。

(3)韓国語に優れた朝鮮族人材を選好

この日、招聘会の現場で記者は韓国企業での朝鮮族の人材選好度が高いということを発見した。 同等の職場でも、朝鮮族は他の民族に比べて韓国語をうまく使いこなす強みを持っている。 いろいろな企業の代表者が、この現象は管理職の人材という面で強みだが、技術人材についてはどんな民族で あっても実力さえあれば歓迎するという。一方、遼寧大学の当期韓国語専攻卒業生と韓国語を学びつつ韓国企業に 就職したいという漢族学生が多くなっている。

(4)大学在学生は休み期間や週末に実習を受けることが望ましい

経験不足の問題については、主催者側は、大学生が休み期間や週末を利用して実習を受ければ、 卒業後に就職が楽になるという。この問題を解決するため、瀋陽国際商会と朝鮮文報は、瀋陽韓国独資企業人材 交流センターを設立、主に人材招聘会を開催するほか、卒業生の求職前の各種専業技術訓練指導事業と見習い・ 実習紹介事業を進めることとした

(遼寧朝鮮文報 チェ・スヒャン記者 2004年11月16日)
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