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［社会］　吉林：省長を交替、１９５０年生まれ王氏がトップに 中国共産党（中共）吉林省委員会は、省の行政トップである省長の交代を発表した。 現職の洪虎・省長は、省長ならびに中共吉林省委員会副書記、常務委員、委員の職務からも退く。 ２７日付で中国新聞社などが伝えた。 洪虎氏は１９４０年の生まれ。１９９９年から吉林省長を務めていた。交代の理由は発表されていないが、 中国政府が進めている指導者層の若返り策の一環だとも考えられる。 「省長候選人」に指名されたのは王〓氏。王氏は吉林省委員会委員、常務委員、 副書記にも選出された。通例では数カ月後、省人民代表大会などの承認を経て、 代理省長、さらに正式の省長に就任することになる。（〓は王偏に民） 王氏は１９５０年３月生まれ。安徽（あんき）省の出身。南京航空航天大学副学長、 江蘇（こうそ）省省長補佐、副省長、蘇州（そしゅう）市委員会書記、江蘇省委員会常務委員会、 蘇州市委員会書記等を歴任。党委員会の業務や経済分野で幅広い知識を運用し、改革深化 に向けた指導力、積極性を備えているとして、吉林省の行政トップに抜擢された。 吉林省は、『東北振興』の対象地域の一つでもあり、省委員会から王・省長候選人に対し て「執政能力を強め、『東北振興』の進展に向けて全力で取り組んでほしい」という要望が出された。 （サーチナ　編集担当：田村まどか　２００４年１０月２７日） Copyright(C) 朝鮮族ネット