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[経済] 増値税改革テスト、まずは東北3省で実施

国家税務総局が明らかにしたところによると、増値税改革のテストが9月1日からモデル地域である 中国東北地域で始まる。東北地域の税制改革に関わる詳細が31日に公表され、それに関係する 書類も続々と発表されている。31日付で香港・経済通が伝えた。

国税総局は前年末、「税制改革の新法案」について発表を行った。それによると、2004年、 東北地域の従来工業地帯の機器製造、石油化工、冶金、自動車、船舶、ハイテク、農産物加工業、 軍需産業の八つの産業に対して、「消費段階型」増値税を実施することを決めている。

中国の現行の増値税は、国際的にもほとんど採用されていない「生産段階型」のものであり、 企業の生産コストに算入される固定資産の償却についてまでも増値税が徴収され、重複課税と なっているなどの問題点が指摘されていた。

世界的に見ると、現在、「生産段階型」で徴税している国は、中国とインドネシアのみで、それ以外の 増値税実施国は、「消費段階型」を実行している。つまり、生産時に製品に使われる国外仕入の 物資の消耗はすべて二重に課税されることはなく、製品の付加価値部分に対してのみ課税されることになる。

こうした重複課税タイプの増値税のために、中国企業の実質的税負担は規定の税率を大きく上回っていたが、 今回、重複しない課税タイプをモデル地域でまず採用し、その効果が現れれば他の地域でも実施され、中国 の税制改革が本格化することから、注目を集めている。

(サーチナ 編集担当:黒川真吾 2004年8月31日)


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