琿春市印刷電路板（PCB）製造プロジェクト
プロジェクト類型: 電子情報とハイテク
■プロジェクト概要：
電子製造は東北で次第に新たな工業製造の領域となり、一定の経済規模を備えて
いる。しかし、電子製造業の組立業界の歩みが遅く、技術レベルも低く、規模も
小さい。特には、電子製造が需要する重要材料の印刷電路板（PCB）が、東北電子
製造の領域では空白となっている状況である。
琿春辺境経済合作区は既に琿春宝力通信有限会社を牽引とする電子工業団地を建設
し、現在、携帯電話及び付属品、指紋識別器等産品生産ライン建設し、組立施設が
整備され、団地に2.5万平方メートル、建築面積2.3万平方メートルの香港、日本、
韓国の団地とIT産業の基地を建設した。合作に進出する電子工業の企業の増加に
伴い、PCBの需要もしだいに増大し、印刷電路板（PCB）製造プロジェクトの建設
が緊急に必要である。
■プロジェクト建設の内容及び生産規模：
プロジェクト敷地面積は2万㎡、建設規模は年間生産PCB5,000万片。
■プロジェクトの投資総額及び資金経路
投資総額：10,000万人民元 外資誘致：10,000万人民元
■協力方式：独資
■市場分析
東北電子製造材料市場のPCBの需要量が多く、また東北電子製造工業の発展に伴い、
PCBに対する需要が日増しに多くなる。
■経済メリット分析
販売収入：15,000万人民元 利潤：3,000万人民元
税金：1,200万人民元 投資回収期間：3.34年
■プロジェクト担当会社概況
琿春辺境経済合作区は１９９２年、国務院の批准を経て設立された国家級開発区。
琿春市街の南部に位置しており、都市区域と川一つを隔てている。行政区域の面積
は７３平方ｋｍ、計画区域の面積は２４平方ｋｍ。２０００年と２００１年、国家
で続けて合作区内に輸出加工区と中露互市貿易区の建設を批准したことにより、
合作区が全国でも唯一の国家級開発区、輸出加工区、互市貿易区が一体化した、
独特の開発方式と開放環境に優れた特殊区域として浮上することになった。図們江
国際合作開発を一層推進するため吉林省政府は相次いで琿春に吉林省日本工業団地、
吉林省韓国工業団地、吉港工業団地及び及琿春ロシア工業団地を設立した。
プロジェクト部門名称：琿春辺境経済合作区管理委員会
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