琿春市中朝路港区 プロジェクト
プロジェクト類型: 基礎施設
■プロジェクト概況
中朝“路港区”プロジェクトは、吉林省琿春市圏河通商口から北朝鮮・羅津通商口に入港する
通路だ。 そのうち“路”は中国 2級道路標準を参照にして確定建設した北朝鮮・羅津港から
元汀口通商口に至る、長さ 48.751ｋｍの道路と中国図們から北朝鮮・羅津港に至る鉄道改造を
示す。 “港”は羅津港の現在の 1～3号波止場を改造建設して羅津港に若干の波止場を新たに
建設、羅津港の停泊場の総数を 35個とし、年間通過量が 10,100万トンに達するようにする。
“区”は面積が 1.3平方ｋｍの輸出加工と商業貿易サービスを主とする北朝鮮 “羅先中国投資
合作区”と羅津港に位置した面積が 3.7平方ｋｍの保税物流園区を示す。
 北朝鮮の羅津港
■プロジェクトの投資総額及び資金経路
投資総額: 800,000万元 外資誘致: 200,000万元
■協力方式
合資、合作、融資
■市場分析
同通路は北朝鮮・羅津の通商口経済と中国琿春の通商口経済及び内地経済を有機的に連携し、
北朝鮮・羅津港を龍の頭に、道路・鉄道を紐帯に、内地を基礎に、合作区を核心として、中朝露
区域の合理的な発展をリードし、社会的なメリットと経済的メリットが非常に高い。
■経済メリット分析
販売収入: 300,000万元 利潤: 60,000万元
税金: 20,000万元 投資回収期間: 10年
■プロジェクト推進情況
①道路プロジェクト: 北朝鮮側は既に羅先国際物流合営会社に北朝鮮元汀口通商口から羅津港に
至る 0.66平方ｋｍに達する道路路盤用地の 50年間の使用権と森林土地利用権、砂石採掘許可権
と道路集金権を付与し、当社で中国琿春圏河通商口入口に集金所を設立することに同意した。
②合作区プロジェクト: 北朝鮮側は既に現在の羅先市管轄区内の道路を現代的な道路に改造建設
する施工ライセンスと羅先市寛谷地区 1.3平方ｋｍの工業加工区の 50年間の使用権証書の手続を
終え、羅先国際物流合弁会社の傘下に置いた。 羅津港 の3.7平方ｋｍの 臨港保税物流園区の
50年間の土地使用権証書も取り扱い段階にある。
③通商区プロジェクト: 現在、羅先国際物流合営会社は、羅津港 3号埠頭の使用権と 4号埠頭の
新規建設及び経営権、 海上運輸経営の資格と燃料油経営権を獲得した。
■プロジェクト担当会社の概況
会社名: 琿春市東林経貿有限公司
所有型式: 民営
法定住所: 琿春経済開発区
法人代表: 范応生 北朝鮮羅先国際物流合営会社会長
■同プロジェクトにて提供することができる条件
同プロジェクトは下のような優遇政策が含まれる。
◇現在、北朝鮮では無税政策を実施している。 3％の営業税を納める外にその他の付加税は徴収
しない。
◇原産地が北朝鮮である製品は、優先的に韓国市場に進出し韓国の関税を免除し、ロシア市場に
進出する製品は関税減免の優遇政策を享受することができる。
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