延吉熱電工場新建設工程プロジェクト　


１．プロジェクト概況

延吉市は延辺朝鮮族自治州、市両級政府の所在地である。最近、都市の経済発展及び公用施設の充実
にともない、熱電力荷重の要求が日増しに高まってきた。市全体のすべての熱荷重は全て小さなボイラー
で供給しており、市内には煙突が林立し、空気の汚染が深刻になっている。延吉市政府は良好な投資
環境を創造するばかりでなく都市の汚染問題も解決するため、延吉熱電工場を建てることにした。
当プロジェクトは既に1995年8月国家計委「計交能1071号」件の決裁を得て、建設規模を2×100MW、後は
2×200MWにしてある。中国国電集団公司東北支社は、延吉市に工場を建設する優越性に基づいて、
十分な論証を経て、2004年3月に延吉市政府と工場を建設する投資意向書に署名した。
延吉市政府は2005年8月に1×200MWプロジェクトの全ての審査の上許可及び実行して研究を終えた。
中国国電集団会社は2005年に国電集団東北発「2005」89号件と国電吉林竜華熱電株式有限公司吉竜
電字「2005」65号件に基づき、正式に延吉熱電工場事務所を成立して、全面的にプロジェクト全ての前期
各準備の事業を展開している。

二．	プロジェクト総投資及び資金経路

プロジェクト静態総投資：175，049万元、　動態総投資：182，879万元

三．	合作方式：合資、

当期のプロジェクト工程投資登録資本金は20％、外方は当期プロジェクトの登録資本金に投資できる。
但し登録資本金の49％を超えることはできない。

四．経済効果分析

　　販売収入：56，306万元　　　　　　　利　　潤：8，209万元
　　投資回収期：11.64年

五．プロジェクト進捗情況

要求に基づいて実行して研究報告について修正をし、設計部門に委託して新たに環境影響報告書の
編成と審査批准仕事をした。既に水道保持方案報告書の編成と審査批准、工程区域内での文物調査、工
程鉱山・覆評定報告の編成と審査批准、工程地震安全性評価の編成と審査、工程工場所在地地質災害
予防探査報告の編成と審査批准、工程工場所在地、排・水予防評定、工程職業病危害預評価、工程
安全性預評報告の編成と審査の業務を展開している。
2×200MW機組新建工程鉄路専用線の接続の審査批准仕事を補充完璧し、2×200MW機組新建工程取
用水の審査批准を補充した。既にハルビン鉄路局から新建工程に燃料石炭を引き受ける運送の決裁を得た。
建工程熱ワット実施可能性の研究報告の編成と審査を展開。当プロジェクトは2006年に開始建設する。
2007年末に第一台機組が生産過程に入り、2008年第二台機組が生産過程に入る。

六．プロジェクト企業概況

プロジェクト企業名称：国電吉林竜華熱電株式有限公司
法人住所：吉林省長春経済開発区蒲東路225号

七．プロジェクトのために供給できる条件

当プロジェクトに関して、享受できる優遇政策：
●二年間免税、三年目からは企業所得税を半分減免して徴収する。
●2001年から2010年の間は、15％を減免した税率で企業所得税を徴収する。