粉末石炭灰小型コンクリート中空煙瓦プロジェクト
1.事業概要
琿春発電所から毎年排出される粉末石炭灰は 100万トンに達し、琿春市内の英安炭鉱と城西炭鉱
にも長年間大量のボタが累積している。発電所 2期工程が終われば粉末石炭灰の年排出量が数百
万トンに達するようになる。そして2002年 6月 1日から実心粘土煙瓦の使用を徐々に制御することに
関する国家建設部の要求と国家経済貿易部で発表した短期発展重点に基づき、粉末石炭灰を主要
原料としてコンクリート中空煙瓦を生産する。本事業は資源の合理的利用、省エネそして粘土と代替
出来る良いプロジェクトとして、非常に明るい市場展望を見せている。 本プロジェクトは粉末石炭灰
小型コンクリート中空煙瓦の年間生産10万立米の規模を目標とする。
2. 事業総投資額及び資金調達経路
総投資額: 280万元 外資誘致: 120万元
3. 協力方式: 合資、合作
4. 市場分析
本事業は原料供給元が豊かで市場需要が安定しており、高い投資成功率と投資収益率を持っている。
5. 収益性分析
販売収入: 227万元 利潤: 51万元
税金額: 17万元
6. プロジェクト推進状況:
本事業の妥当性研究報告は既に延辺州計画委員会 (延州計工字【2002】28 号) の許可を受け、
技術の考察と設備の予約購入を終えて工場建物の基礎も完工された。
7. 担当会社概要
会社名称: 延辺林業集団琿春林業集団有限公司
法人住所: 琿春市森林山大街
法人代表: 黄宝山
担当者: 趙雪峰、35歳、テレビジョン放送大学卒業、現任琿春林業局計画処、プロジェクト処副処長。
8. 本事業に提供できる条件:
本事業は下のような優遇政策を享受することができる。
● 企業所得税 2年免除、3年 50%減免して徴収。
● 2001年から 2010年まで 15%の税率に企業所得税を減免して徴収。
● 西部地域内の企業が財税【2001】198号附件に収録された建築用煙瓦と建築用板材製品を生産
販売する際、 2005年12月31日までその企業の生産規模を制限せず、全て新型壁体材料製品の
増値税を半分に減額して徴収する優遇政策を享受する。 (財税【2004】025号)
その他、下のような優遇政策の享受が可能:
● 外部投資企業は計画によって資金と外貨を使うことができ、税引後の利潤を自由に国外に振り込
むことができ、当地で事業をする外国人も自分の合法的収入を自由に国外に送金することができる。
● 投資家が中国国内で企業経営をして得た所得を本企業あるいは当地のその他の企業に再投資し
てその経営期間が 5年を超過する場合、再投資部分の所得税を 40%の割合で返還する。
その他提供可能な条件: 工場建物、敷地、市場
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