連続講座東アジアを考える 「わが父 鄭詔文と高麗美術館」 [2018.06.03]
[場所] = バラエティーサークル
大阪市淀川区十三東4-10-3
[日時] = 2018年6月18日(月19:00〜21:00)
[問合せ先] = 080-1417-4186
[URL] = http://kansai.main.jp/
[内容] =
講師 鄭喜斗さん(高麗美術館事務長・学術部長)
1925年5月、鄭喜斗さんの父鄭詔文さんは、慶尚北道の故郷から両親兄弟とともに京都の地へ渡り、戦前から
戦後へと貧困、差別といった在日一世の苦労や南北分断の悲劇に遭遇する中、朝鮮の白磁の壺に出会います。
朝鮮の古美術への傾倒、総計を深める中で、上田正昭氏、金達寿氏らとの交流を深め季刊「日本の中の朝鮮文化」
を創刊。在日の文化運動の流れを作り、1988年10月に高麗美術館を設立しました。
「高麗美術館には展示品より大切なものがある」という鄭喜斗さんに、父鄭詔文さんの人生を振り返りつつ、
広く在日の歴史と重なる美術館設立までの道のり、また、南北米朝会談への思いや今後の美術館の姿などを
お話いただきます。
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