コリアン・マイノリティ研究会 第132回 月例研究会 [2014.12.13]
[場所] = 「・オリーブガーデン・」（大阪市東淀川区菅原5-3-10） 06-6328-5969
阪急京都線「淡路駅」（地下鉄堺筋線乗り入れ）東出口下車、東へ徒歩5分。
カエルの電飾看板が目印です。 ※道に迷われる前にお電話ください。
[日時] = 12月25日（木）19：00～21：00
[問合せ先] = masipon@nifty.com
[ＵＲＬ] = http://white.ap.teacup.com/korminor/
[内容] =
「〈ヘイト・スピーチ〉と河川の氾濫」本田芳孝さん（宝塚市立宝塚中学校教員）
2014年は宝塚歌劇がはじまって100周年、宝塚市の市制60周年。
そんなわけで、今年は多彩な行事が開催されました。中でも宝塚の＜外国人市民の会＞が市当局との交渉時に
実施した＜模擬授業＞もその1つでした。
せっかく市が作成した『ウリ コジャン』（日本語で「私たちの故郷」。内容は宝塚の歴史と朝鮮人との
かかわりを解説した冊子）を何とか金のかからない方法で活用できないかと思案していたときに、「市内の
小・中学校で少なくとも1時間の授業をしてもらったらどうだろう、それも指導案を付けて」と提案したこと
から、たまたま＜模擬授業＞をすることになりました。
そして、せっかくだから中学生相手に授業（「学年道徳」として）した報告です。要は宝塚の真ん中を流れる
＜暴れ川＞の異名を持ち、何度も氾濫を繰り返していた武庫川の改修工事に多くの朝鮮人が従事し、そんな
かれらの子孫が現在宝塚に住んでいるのだという、在宝朝鮮人史の一部を紹介した授業でした。
とにかく、生徒たちの感想を聞いてほしいのです。思考停止に陥った大人、歴史に学ばない大人に対して、
もちろん〈ヘイト・スピーチ〉に対して「恥ずかしくないの、そんなことで！」「歴史をもっとしっかり学び
なさい！」と批判しています。
まるで暗黒時代を迎えるかの様相を呈しつつある政治状況の中、中学生はじめ、若者たちには期待したいもの
だと、未来に向けて希望が持てる報告にご期待ください。
参加費：500円/高校生以下無料 （どなたでもご参加いただけます）
★準備の都合がありますので、①研究会、②望年会、必ずご予約ください。
★終了後、望年会（2500円・学生1500円）
主 催：コリアン・マイノリティ研究会
大阪市東淀川区菅原5‐3‐4 陰陽連絡線セッパラム文庫内
| 
