xxxxxxx
朝鮮族ネット 中国の朝鮮族に関するニュースポータルサイト Search by Google:
ホーム 朝鮮族概要 地域紹介 政治 経済 歴史 観光 ショッピング コミュニティー お問合せ



劇団態変30周年・第60回公演「Over the Rainbow -虹の彼方に」 [2014.02.26] 

[場所] = ABCホール(〒553-8503 大阪市福島区福島1丁目1番30号)

[日時] = 2014年3月21日〜23日

[問合せ先] = 劇団態変 TEL 06-6320-0344/E-mail taihen.japan@gmail.com


[URL] = http://www.asahi-net.or.jp/~tj2m-snjy/upcoming.html

[内容] = 

本作は、劇団30周年の大きな区切りとして上演する新作。 
宇宙のゴミ捨て場のごとき荒廃した世界に異なる星から疎外された者たちが流れつく所から物語は始まる。 
共通の概念、言語、思想、身体さえ持たない者たちが、争いもがき、その後、地平の彼方に何を見出し、
どこへ歩を進めていくのか・・・。 
山本公成率いるジャズユニットの即興の音色が、態変のパフォーマンスと舞台で出会いどのような化学
反応を生みだすのかも見逃せない。

●芸術監督 金満里

日本で活躍した韓国古典芸能家・金紅珠の末の娘として生まれる。3歳でポリオに罹患、全身麻痺の重度
身障者となる。1983年劇団態変を旗揚げ、身体障害者の障害そのものを表現力に転じた身体表現芸術を
世界に先駆けて創出してきた。劇団態変では、一貫して芸術監督を務め、これまで一作を除く、全作品
の作・演出を手掛けている。また、自らのソロ公演を含めたほとんどの作品に出演もしている。また
身体の存在性から表現を引き出すワークショップも開催し、主宰する「金満里身体芸術研究所」では、
障害者・健常者を含めた研究生に指導をしている。2001年には、英国エジンバラで9日間のプロ俳優養
成講座を指導、2005年より3年間マレーシアの身体障害者への表現指導および公演演出を手掛けている。

舞踊家・演出家
大阪市立大学講師 (2001 年~ 2010 年)
著書:「生きることのはじまり」(筑摩書房)
     「私は女」(金満里・岸田美智子 共著)(長征社)
     「身体をめぐるレッスン(1)夢みる身体」(鷲田清一編)寄稿(岩波書店)

●劇団態変

 劇団態変は1983年の旗揚げ以来、主宰・金満里の「身体障害者の障害じたいを表現力に転じ、未踏の美
を創り出すことができる」という着想に基づき、身障者自身が演出し、演じる劇団として「生きる本能
に目覚める身体性」を追求してきました。30年の間で、劇団員は初期から徐々に変遷し、中にはこの世
を去ったものもあります。しかし、パフォーマー達は、皆、金満里の目指す方向性を共に見出し、舞台
にあがる前段階で、自らの身体性に目覚め、さらに自らの身体と向き合って、その表現を深めていくと
いう作業を繰り返し行ってきました。元々障害者としての身体があった時と、自分自身がその身体性に
気付いた後では、その表現と存在は、大きく変わるという事を我々は、確信しています。創立より
「劇団」と名乗ってはいますが、もともとストーリー性のある表現は志向しておらず、89年以降は台詞
も舞台上で使用していません。これまで30年かけて我々が目指してきた動きは「ダンス」でも「舞踏」
でもない、どこにもなかった「態変」の身体表現です。

		
Copyright(C) 朝鮮族ネット