コリアン・マイノリティ研究会第91回月例研究会　[2011.05.25]　

[場所] = 「・オリーブガーデン・」陰陽連絡線セッパラム文庫前
　　　　（阪急京都線「淡路駅」東出口下車、東へ徒歩5分）
　　　　　　　06-6328-5969　大阪市東淀川区菅原5-3-10（カエルの看板が目印です）
[日時] = 5月28日（土）14：00〜17：00

[問合せ先] = 090-9882-1663　masipon★nifty.com（★を@に）　
[ＵＲＬ] = http://white.ap.teacup.com/korminor/

[内容] = 

ミニ報告：「鶴橋キョンチャル（警察）アパートについて」
　　　　　　　　　　　藤井幸之助さん（神戸女学院大学非常勤講師）

上　 映：『潤(ユン)の街』（1989年・100分、
　　　　監督：金祐宣(キムウソン)、脚本：金秀吉(キムスギル）・金祐宣、
　　　　出演：姜美帆(カンミボム）・田中実）

原作を書いた金秀吉は映画『復習するは我にあり』（今村昌平監督）に深い感銘をうけ、
同監督主宰の横浜放送映画専門学院（現・日本映画大学）脚本科に入学。1年在学中に
自分の青春を重ねあわせたシナリオ『潤の街』を書きあげた。この作品は1981年、
映画界の芥川賞ともいわれる「城戸賞」に入選する。
在日朝鮮人3世の高校生潤子とアルバイトをしながらラグビーに明け暮れる日本人青年
雄二司の恋の物語。監督・脚本・撮影ほか、多くの在日朝鮮人スタッフがかかわって
映画はつくられた。
今から20年ほど前の生野コリアタウンの街並みも興味深い。映画の中で、先日取り壊し
が始まった「キョンチャル（警察）アパート」もロケに使われている。

資料代：500円 / 高校生以下無料（どなたでもご参加いただけます）