柳銀珪『延辺文化大革命-10年の約束』出版記念トーク [2010.05.19]
写 真で語る「延辺文化大革命」
日時：6 月10 日（木） 19：20 ～ 20：50（受付18：45 ～）
会場：馬喰町ART+EAT 東京都千代田区東神田1-2-11 アガタ竹澤ビル202
参加費： ￥1,050（お茶と小さなケーキ付き）
予約制：50 名（馬喰町ART+EAT までTEL・FAX・E-mail にてお申し込みください）
※前日以降のキャンセルは料金が発生いたしますことをご了承ください。
語り手：柳銀珪（リュ・ウンギュ）写真家 ／ 通訳：戸田郁子
中国吉林省の北朝鮮との国境寄りに位置する延辺朝鮮族自治州。近代以降、朝鮮半島から渡った
朝鮮民族が民族自治を認められた地域で、朝鮮語による民族教育が行われ、伝統的な民俗風習が
守られてきた。しかし中国全土に「文化大革命」の嵐が吹き荒れた時、延辺朝鮮族自治州でなに
が起こったのか。今も朝鮮族社会に深い傷跡を遺す延辺の文化大革命については、これまで公表
された資料もほとんどない。あの時代を撮影した一人の朝鮮族写真家と出会った柳銀珪は、膨大な
フィルムを譲り受けた。そこには、誰も語らなかった文革時代の生々しい記録が刻印されていた。
ベールに包まれた時代が、写真を通してここに明らかになった。
＊本に掲載されていない未公開の写真もたくさんご覧頂けます。
柳銀珪 Ryu Eunkyu（写真家）
2 年前にここ馬喰町ART+EAT で『青鶴-存在する夢』写真展を行った、韓国の写真家柳銀珪。
中国では、朝鮮族の抗日独立運動の歴史にまつわる人々やその暮らしを撮り、個人の所有する
古い写真を蒐集して、中国朝鮮族の移住と定着の歴史を掘り起こす作業を行っている。写真集
に『忘れられた痕跡-中国朝鮮族抗日独立運動家遺家族の肖像』(1998, 図書出版フォトハウス)、
『忘れられた痕跡Ⅱ-写真で見る朝鮮族百年史』（2000,A.P.C. KOREA）、『青鶴-存在する夢』
（2006,WowImage）、『延辺文化大革命- 10 年の約束』（2010, 図書出版土香）などがある。
http://www.art-eat.com/event/?p=824
６月６日、午後６時より、大阪のエール学園でも行います。
このURLをご覧になり、お申込みをお願いします。
http://www.inbong.com/2010/ryu/
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