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コリアン・マイノリティ研究会・合同企画フィールドワーク [2007.12.27] 

[日時] = 2008年1月13日(日) 14:00〜17:00(雨天決行)
(集合は13:30までに阪急伊丹駅またはJR伊丹駅のどちらか都合のよいほうに)
[場所] = ■伊丹市「市営桑津住宅」(中村地区団地)集会所
★阪急伊丹駅・JR伊丹駅下車、東に、徒歩約1km。猪名川「桑津橋」を渡り、堤防の歩道を
北に歩けばすぐに5階建て団地。集会所はその北側。

[問合せ先] = masipon@nifty.com
[URL] = http://white.ap.teacup.com/korminor/

[タイトル] =「伊丹空港建設と中村地区-移転問題を通して-」 

[内容] = 「伊丹空港建設と中村地区-移転問題を通して-」

■参加費(資料代込み):一般1000円/学生・院生500円/高校生以下無料
★どなたでも参加できます。
ただし、フィールドワーク・交流会とも【事前予約】が必要。

【お 話】 丹山判同(たんやまはんどう)さん(中村地区自治会会長)
【案 内】 朱 宗 燮(チュヂョンソプ)さん(中村地区自治会副会長)
 伊丹市「中村地区」は大阪国際空港の滑走路西側と猪名川にはさまれた約3.4ha(甲子園より
少し小さい)で、ほとんどが国土交通省の所管する空港・河川用地の国有地。現在、95世帯
202人が暮らす。住民の約80%が在日朝鮮人である。
 阪神国際飛行場建設工事(1935-37) に約700人の朝鮮人労働者らが定住したのが始まり。
拡張工事(1940-44)に伴い、国家総動員法による強制動員が行われ、慶尚南道出身者を中心
とした約1000 人の朝鮮人労働者が2棟の大きな飯場を建てて過酷な労働に従事した。飯場は
解放後も労働に従事した朝鮮人が居住したが1957年に焼失した。1970年の大阪万国博覧会
(エキスポ’70)のために大阪国際空港は滑走路を1本追加したが、見切り発車的に整備され、
「中村地区」は滑走路に食い込むように残った。歴史的経緯や人道上の配慮から上水道・電気
・電話の供給が認められたが、国は不法占拠とみなし、航空機騒音の防音工事も対象外と
なっていた。
 住民は騒音や雨水の浸水に悩み、自治会(移転対策委員会)は環境改善を求めてきた。
2001年に国と自治会は集団移転に合意し、翌年9月に国土交通省・兵庫県・独立行政法人空港
周辺整備機構・伊丹市による中村地区整備協議会が発足し、自治会は交渉を続けた。地区に
隣接した南側に住宅・事業所用地が確保され、2007年2月に完成した第1期市営桑津住宅に
50世帯が入居した。残る45世帯は2008年1月に完成する第2期市営桑津住宅に入居、移転が
完了すると、「中村地区」は消える。今回の合同企画では自治会のお二人から6年間の交渉過程
についてお話をうかがう。現地を見学する最後の機会となる。

★終了後、交流会を開催します【要予約】。

主催:
コリアン・マイノリティ研究会  
在日朝鮮人運動史研究会関西部会 http://www.ksyc.jp/sb/


		
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