xxxxxxx
朝鮮族ネット 中国の朝鮮族に関するニュースポータルサイト Search by Google:
ホーム 朝鮮族概要 地域紹介 政治 経済 歴史 観光 ショッピング コミュニティー お問合せ



コリアン・マイノリティ研究会第51回例会 [2007.09.01] 

[場所] = 陰★陽☆連絡線セッパラム文庫〔フリースペース〕
     築60年以上の平屋の民家です(無料宿泊可)。
     阪急京都線「淡路駅」下車、東へ徒歩5分(大阪市東淀川区菅原5-3-4)
[日時] = 9月15日(土)14:00(開場)〜18:00
[問合せ先] = masipon@nifty.com
[URL] = http://white.ap.teacup.com/korminor/

[内容] = 
1)書評:文京洙著『在日朝鮮人問題の起源』(クレスト刊)小泉一人さん
    (大阪府立大学大学院)ほか 
2)報告:「済州島4・3事件と在日-4・3事件の問題解決をめぐる日本での取り組みを中心に-」
     文京洙さん(立命館大学国際関係学部教授)

■資料代:一般500円/学生・院生200円/高校生以下無料(どなたでも参加できます)
※準備の都合上、参加希望者は事前に事務局までご連絡ください。当日参加も可。
【報告要旨】済州島4・3事件とは、1948年4月3日の済州島での武装蜂起に端を発し、
その武力鎮圧の過程で3万人近くの島民が犠牲となった現代史上の悲劇である。島の住民の
およそ10人に1人が犠牲になるという途方もない悲劇でありながら、この4・3事件について
韓国社会では、「共産暴動」という公認された見方だけがまかり通ってこれをまともに語る
ことは長い間タブーとされてきた。人びとがようやく重い口を開き、この悪夢のような体験
を語りはじめるのは、事件が起きて40年近くも経って、韓国社会が民主化への歩みを始めた
1980年代半ば以降のことである。報告では、こうした4・3事件の概要と韓国での問題解決の
取り組みの今日の到達点を紹介するとともに、1988年の40周年の頃から本格化した日本での
取り組みの歩みを振り返りたい。日本で4・3事件の取り組みが本格した1980年代の後半は、
それまでの本国直結型の民族運動とは次元を異にする在日朝鮮人論が戦後生まれの在日朝鮮人
を中心に提起され始める時期でもある。研究会では、在日の済州島4・3事件をめぐる
取り組みが、全体としての在日をめぐる議論の展開に、どんな意味を持ちえたのか、
ということについても参加者の皆さんと考えてみたい。(文京洙)
【関連文献】文京洙(2005い)『済州島現代史-公共圏の死滅と再生-』新幹社.文京洙(2005ろ)
『韓国現代史』岩波新書.金石範・金時鐘著・文京洙編(2001)『なぜ書きつづけてきたかなぜ
沈黙してきたか -済州島四・三事件の記憶と文学-』平凡社【終了後、懇親会:参加費1000円・
学割あり・持込み・差し入れ大歓迎】

■第52回例会 10月20日(土)14:00〜18:00
報告「マイノリティ集団としての障害者」と「障害者権利条約」(仮) 松波めぐみさん

		
Copyright(C) 朝鮮族ネット