コリアン・マイノリティ研究会第48回例会　[2007.06.06]　


[場所] = 陰★陽☆連絡線セッパラム文庫〔フリースペース〕　築60年以上の平屋の民家です。
阪急京都線「淡路駅」下車、東へ徒歩5分（大阪市東淀川区菅原5-3-4）　電話090-9882-1663 

[日時] = 6月16日（土） 18:00（開場）〜20:30
[問合せ先] = 090-9882-1663  
※準備の都合上、参加希望者は事前にmasipon@nifty.comまでご連絡ください。
[ＵＲＬ] = http://white.ap.teacup.com/korminor/

[タイトル] = コリアン・マイノリティ研究会第48回例会

[内容] = 
■「FACE project」「ハナから〜日朝友好プロジェクト〜」の活動を通して
-日本人の責任と主体的行動を考えるー
■山根実紀さん（龍谷大学大学院経済学研究科）
■資料代：一般500円/学生200円/高校生以下無料（どなたでも参加できます）　　　　　
【報告要旨】朝鮮民主主義人民共和国に対する日本政府独自の制裁と、メディアも一体となって
「北朝鮮」バッシングが繰り広げられる中、その矛先は在日朝鮮人に向けられている。在日朝鮮人の
唯一の祖国往来船だったマンギョンボン92号の入港禁止、「朝鮮籍」表示の在日朝鮮人に対する再入国
許可の制限、そして朝鮮総連関連施設への強制捜査、朝鮮学校生徒への暴行・嫌がらせなど、民族差別
が公然と行われている。かつて日本が朝鮮半島を植民地支配した歴史的責任は記憶から消去されてしま
っている。同じことを二度と繰り返さぬためにも、このような現状を許してしまった日本人は責任を
自覚し、主体的な行動が求められているのではないだろうか。
　今回の発表では、在日朝鮮人に対する一連の人権弾圧を把握した後、朝鮮学校の歴史・現状と向き合
おうと京都の日本人学生中心に結成された「FACE project」と、昨今の現状に対して声を上げていこう
と関西圏の日本人の若者中心に結成された「ハナから〜日朝友好プロジェクト〜」の取り組みを紹介
する。いずれの団体もまだ始動したばかりだが、日本人主体の団体が今いかに必要かを提起したいと思う。
（終了後、懇親会）