在日朝鮮人研究会西日本部会第27回例会　[2005.05.25]　 


[場所] = ココプラザ(大阪市立青少年文化創造ステーション)JR新大阪駅東口より徒歩5分　
　　　　　　06-6637-5421　http://www.kokoplaza.net/

[日時] = 2005年5月28日（土）16:00〜18:30
[問合せ先] = 090-9882-1663〔藤井〕 masipon@nifty.com

[内容] = 参加資料代：500円（会員/学生無料）
■書評：愛媛新聞在日取材班(2004)『在日』、評者：藤井幸之助さん
■報告：訓覇浩(くるべこう)さん(真宗大谷派解放運動推進本部委員)
「ハンセン病問題」これまでとこれから
　-「ハンセン病問題に関する検証会議」と「旧植民地ハンセン病療養所入所者に対する
ハンセン病補償金不支給決定取消訴訟」を中心として-
　ハンセン病をわずらった人たちに対する「絶対隔離」を、90年の長きにわたって定めてきた
「らい予防法」のもつ非道性を白日の下に晒し、国家の責任を明確にした「らい予防法違憲
国家賠償請求訴訟」熊本判決から4年の月日が流れた。

今回の研究会では、この判決の持つ意味を強く意識しつつ、その後の取り組みの中から、
去る3月1日、最終報告書が出された「ハンセン病問題に関する検証会議」についてまずご
報告したい。そして現在大きな課題となっている「旧植民地ハンセン病療養所入所者に対
するハンセン病補償金不支給決定取消訴訟」の裁判傍聴の報告、さらに、私自身の宗教者
としての課題から、ハンセン病絶対隔離政策に宗教が果たした役割について、ハンセン病と
皇室の関わりとからめて、問題提起をさせていただきたい（検証会議については、インターネ
ットで「検証会議」で検索しても、関係記事が数多くヒットします。日弁連のサイトにホーム
ページがありますが、よければ一度見ておいてください）。
終了後、懇親会。

●在日朝鮮人研究会西日本部会●
【運営委員〔西日本部会〕】：金美善・宋英子・藤井幸之助・文京洙・前田達朗