黒龍江省 鶏西市
鶏西市は黒龍江省東南部に位置しています。 北と東は勃利県、七台河市とそれぞれ接し、南側では穆棱市、西は林口県と隣合っています。
東と東南の方ではロシアと国境を接しています。
鶏西市の全面積は 2万 2531平方ｋｍで人口は 198万名、漢族、満族、朝鮮族、回族、モンゴル族など 23の民族が集まって住んでいます。
管区には 3県、 6区が属しています。鶏西市は中国で日が一番早く上る所であり、多くの工業が行われ、経済が発展しており、都市サービス能力が
比較的良好な総合的な都市に属します。鶏西市は豊かな鉱山資源を持ち、既に発見された鉱山資源だけでも 56種にのぼります。これは主に石炭、
黒煙、黄金、白金、パリディウム、大理石、鉱泉水などです。鶏西市の石炭埋蔵分布地域は非常に広く、石炭の種類も豊富です。全埋蔵量は 80億
トンに達し、年間生産量は 3000万トンにのぼります。黒煙の全埋蔵量は 7億 8000万トンでアジアでトップを占め、年間生産量は 7万トンになります。
鶏西市は野生動植物資源も豊かです。 薬剤だけでも数百種類余りに達し、そのうち山で取れる薬剤が 300種余りであり、ワラビとゼンマイなどは
国内外に名高いものです。 山には虎、 熊、 鹿、 ヒョウなど 39種の野生動物が棲息しており、河川には 65種の魚類がいます。 そのうち大白魚は中
国 4大淡水名魚の一つと呼ばれています。
また丹頂鶴、東方白鶴など国家一級保護鳥類を含めて 180種余りの鳥類があり、 460種余りの植物があります。
鶏西市は独特の自然景観で近隣に名をはせています。 特に北国の '緑宝石'と呼ばれる興凱湖は毎年、観光客たちでいっぱいになります。 6800年前、
興凱湖周辺に粛真人が居住、女真、満族人のメッカとして知られています。 また周辺には世界にかけがえのない 2次世界大戦遺跡地があり、中ソ自衛
反撃戦の発生地である珍宝島があります。
鶏西市はまた投資環境が良好です。 631ｋｍ達する中露国境線には密山と吉祥の二つの国家一級陸路通商口があります。 密山通商口は興凱湖西北端の
中露国境である白陵河河口にあり、年間の貨物輸送量が 50万トン、 一日貨物通過車数が 200台余りに達します。荘厳な通商口門には 'ギネス世界記録'に
収録された世界最小の国境橋白陵河橋及び通商口道路大橋という文が書かれており、一つの独特の人文風景を成しています。
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鶏西市街
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虎頭要塞
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北東アジア最大の湖・興凱湖
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同左
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麒麟山庄
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中ソ領土紛争の焦点だった珍宝島
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烏蘇里江の夕暮れ
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