遼寧省 本渓市
参考リンク： 本渓市人民政府 （中国語）
本渓は遼東半島の付け根にある都市で、東経123度34分から125度46分、北緯40度49分から41度35分までにまたがります。
市の面積は8,411平方ｋｍに達し、その八割以上が山地であり、特に市域東部の桓仁満族自治県は多様な生態系を誇る森林地帯となっています。
本渓市中心部から省都・瀋陽までの距離は77km、炭鉱都市・撫順までは79kmです。
北は撫順市に、北西は瀋陽市に、東は吉林省集安市・吉林省通化市に、南は丹東市に、西は遼陽市・鞍山市に接しています。
市内には遼河の支流、太子河が流れているほか、市域内には市名の由来となった観光地・本渓湖があり、その水源は洞窟と
なっており曲がりくねった地中の川が数ｋｍに渡って続いています。
本渓は製鉄の街です。本渓鋼鉄が中心になっていますが、現在は老朽化が否めません。
鉄鉱石や石炭の輸入など原料調達の効率化、浦項製鉄などとの合弁による近代化への投資のため、100ｋｍ
東の近隣に位置する鞍山市の鞍山鋼鉄と合併し、中国第二の製鉄企業・鞍本鋼鉄集団公司となっています。
製鉄業の他、冶金、石油化学、紡織、服装、発電などの産業があります。
またとうもろこしや野菜の栽培、豚の飼育など農業・畜産業のほか、山林資源が豊富で、満州国時代に植林された
朝鮮松の人工林が中華人民共和国時代に拡大され、品質の良い木材を生み林業研究に使われる中国有数の規模の人工林になっています。
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本渓市街
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本渓水洞
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平頂山
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本渓観音閣ダム
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関門山
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