延吉市の概況
延吉市は延辺朝鮮族自治州の首府であり、吉林省東部最大の工業、商業貿易、観光都市であり、中国全体では中堅都市の一つです。
延吉市中国、ロシア・北朝鮮の境界地にあり、ロシアのウラジオストク、北朝鮮の清津と北東アジアの大三角形を形成し、
北東アジア経済圏の奥地である 「ゴールデントライアングル」の中国側の頂点となっています。
延吉市の面積は1,350平方km、総人口は42万人、そのうち朝鮮族の数は57.7%を占め、朝鮮族の民族風情を色濃く備えています。
改革開放以来、延吉市の経済は急速に発展し、食品、医薬、包装、建材並びにハイテク技術を基盤・強みとする工業形態を
備え、生態農業、特色農業も力強い発展を見せています。民族色の濃い観光経済も活気を見せており、情報、会計、諮問、法律
サービスなどの新型サービス業も急速に伸びており、交通、卸売、小売貿易、飲食業などの伝統サービス業種も穏やかに発展を
続けています。吉林省全体の41の県・市の総合経済実力評価では1位を占めています。
延吉市の歴史
1902年 清朝政府が延吉庁を設立
1953年 延吉県から県級市に昇格
1985年 国務院から全国甲級開放都市として批准
延吉市の位置
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