壬辰倭乱を考える
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平成15年3月、韓日歴史座談会主催「韓国歴史探訪」の旅に参加させて頂いたのは誠に幸運であった。表忠寺では、松雲大師を偲び、
西生浦城跡では歴史の重さを実感したが、事情を知る程に感動した。 前年(平成14年)に韓国に旅をして、大邱から海印寺、友鹿里へと訪問する機会に恵まれていたからである。 「友鹿寺は大邱近郊にある山里で250余世帯、700人程度の住民が居住している。壬辰乱の際、日本(加藤清正)軍の先鋒将であった 沙也可が朝鮮に帰化、金忠善となり日本軍と戦い、役後定住して以来、今日まで400余年、その後裔らが集姓、村を形成してきた」と 案内書にある。この村で見聞した古老の方々の談話や鹿洞書院の由来など未知のことが多く、一つ一つが新鮮な驚きであった。 |
沙也可14代末裔 金在徳氏と貫井教授 1988年 |
「李朝実録」に沙也加(可)の名がある |
当時求めた書籍やビデオテープが今手許にあるが、改めて鑑賞してみると地元の人達の真剣なまなざしや熱意が伝わってきて懐かしい。
その後、書店へ行くたびに、関係書籍が目つくようになったが、それまでに読んでいた「秀吉が勝てなかった朝鮮武将」 (貫井正之著)をベースにして資料を収集している。それまでは、朝鮮通信使に関心があり雨森芳州の里(近江)などを訪ねていたのだが・・・。 第17回座談会(平成15年4月)「日本軍と戦った日本軍」は映像、討論会とも大変勉強になった。各回テーマの座談会資料を 高く評価する。KBS編集方針の視点に客観性と説得力があり、納得できるものである。個人的には「歴史探訪」以後の出席であるが、 全般的友好的な雰囲気で楽しかった。通算20回を迎えている会であるが、日韓交流の相互理解に大いに貢献しているというべきである。 |