第9回 韓日歴史座談会

「十四世紀(高麗末)・韓(朝鮮)半島における日本の精鋭部隊」

要約紹介

拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 平素は、当館に格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、第9回歴史座談会のご案内を申し上げます。 韓国と日本は、一衣帯水の国、又は唇歯の国とも呼ばれるが、実際に対馬から釜山まで 僅か50km、文字通りの指呼の間であります。 対馬の人達は、釜山の眩しい夜景の明かりのゆえに、眠るとき、カーテンを閉める程だとも言われます。 このような隣国関係におかれていることから、好き嫌い問わず両国の絆は、韓半島と日本列島に人が住み着いた 時から始まったと見ていいでしょう。
韓半島の歴史で頻繁に出現する倭寇は、当時、韓半島の為政者としては頭を悩ます種でありました。 日本列島に戦争や自然災害が起きると今のような貿易がなかった時代に、倭寇という日本の非正規武士の 私有団による略奪貿易で食料供給を賄ったこともあるといいます。 自給自足を基に経済が成り立っていた昔、人口に比べ平野より山の多い日本において韓国は、永遠の穀倉でありました。 十四世紀、日本の南北朝時代の内乱当時、不足がちな軍糧米を得るため、日本の精鋭部隊は大々的に食糧の略奪に 赴いたのです。
今回の第9回歴史座談会では日本の歴史書では見られない当時の高麗(朝鮮)での日本精鋭部隊の活動について高麗の歴史書を通して 解き明かしてみようと思います。ワールドカップ韓日共同開催を成功に導いた韓日の新たなパートナーシップは、過去の毛岸に 対する正確な認識と基盤の上で益々堅実になると思われます。
つきましては、第9回歴史座談会は、韓国KBS放送が放映した 「十四世紀(高麗末)・韓(朝鮮)半島における日本の精鋭部隊」を御覧いただきながら、韓日間歴史を振り返ってみる時間を設けたいと 思います。ご多忙な折恐縮ですが、ぜひともご拝観いただきますようご招待申し上げます。 なお、出欠のご予定を別紙様式にて、7月19日(金)までにFAXくだされば幸いです。

敬具

駐名古屋大韓民国総領事 柳洲烈

◆とき 2002.7.24(水)17:30-19:30
ビデオ上映  17:45-18:45

◆ところ 駐名古屋大韓民国総領事館 会議室2F
〒450-0003 名古屋市中村区名駅南1-19-12

◆内容 1) ビデオ「十四世紀(高麗末)・韓(朝鮮)半島における日本の精鋭部隊」
上映(60分)(要約紹介 別添)
2) 討論会(30分〜45分)
  ※司会進行 当館職員 金河永(キム ハヨン)

以上