第3回 韓日歴史座談会

「百済の最後」

要約紹介

拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 平素は、当館に格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。
7世紀東アジアでは様々な大変化がありました。その中でも中国天下を統一した隋は、朝鮮の強国高句麗に数回の 侵略を行いますが、それによる激しい国力消耗が原因となり、結局隋は30年天下で終わってしまいます。 その次に天下を取るのは後に新羅と連合することになる唐で、新羅はこの唐の力を借りて高句麗、百済を滅亡させ、 三国統一という偉業を達成します。
一方、百済と長年友好関係にあった日本は、百済最後の戦争といわれる白江(白村江)戦闘に参加します。13万の 水陸両軍の唐軍と、6万の新羅軍に対抗して百済を助けるために、日本は400隻の軍艦及び2万7千の大軍を 白江に送りますが、当時このような東アジアでの世界大戦規模の戦争に日本が参戦した背景にはどのような事情が あったのでしょうか。
2002年韓日ワールドカップ共同開催の年を迎えての最初の新年歴史座談会は、韓国 KBS放送が放映した「百済の最後」を御覧いただきながら、韓日古代史を振り返ってみる時間を 設けたいと思います。新年ご多忙な時期に誠に恐縮ではございますが、 ぜひともご拝観いただきますようご招待申し上げます。なお、出欠のご予定を別紙様式にて、1月11日(金)までに FAXくだされば幸いです。

敬具

駐名古屋大韓民国総領事 柳洲烈

◆とき 2002.1.17(木)17:30-19:30
ビデオ上映  18:00-19:00

◆ところ 駐名古屋大韓民国総領事館 会議室2F
〒450-0003 名古屋市中村区名駅南1-19-12

◆内容 1) ビデオ「百済の最後」上映(60分)(要約紹介 別添)
2) 質問応答及び司会進行
  質問応答=広報・文化担当 領事 洪永鍾(ホン ヨンジョン)
  司会進行=当館職員 金河永(キム ハヨン)

以上