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日韓歴史座談会 記念誌発行お祝い

衆議院議員 中川正春
     秘書 清水美博


日韓歴史座談会20回記念おめでとう御座います。
こんな良い勉強会に参加でき感謝しています。

柳総領事さんが日韓両国の友好を願ってという思い入れで始められた座談会が、教材となった韓国KBSの素晴らしい編集作品 とTVを見ながら金河永(キム ハヨン)さんの見事な日本語翻訳と解説、小休止のあと余韻ある中で番組についての意見交換や、 レベルの高い参加者が更に興味深く解説をしていただけるなどベストマッチの素晴らしい会です。
もともと歴史は好きですが、鉄の製造、織物、薬、陶磁器、仏教、城壁、政治、平城京などあらゆる政治、文化、 技術、宗教の歴史を学ぶとその源流は韓国、中国になり一度体系的に勉強したいと思っていたところ、歴史に詳しい山路さんに連れられて 参加させていただき、楽しくあっと言う間の20回に感じました。
その経過が具体的に良く判ったことと、その経過に今も変わらぬ人間の力関係のいろいろなドラマがあることがわかりました。
記念誌を見せてもらって20回をもう一度復習をしたいのと、今までに行った明日香の高松塚古墳や数々の天皇陵、奈良京都の歴史文化遺産、 百済と日本の古代王朝を結ぶ日野町の鬼室集斯神社を始め文化を運んでくれた渡来の関係者の顕彰碑、司馬遼太郎さんや梅原猛さんや 金達寿さんの歴史書籍など、もう一度より深く見直したくなっています。
2年前に平成天皇が「天皇家の祖先で桓武天皇の母が百済の25代武寧王の血縁関係にある」と言われたことが、アメリカの雑誌に載りました。
結果的にこの言葉は日韓共同開催の2002年ワールドカップの大成功にもつながりました。(ワールドカップ後半は訪中北京で TVを見て応援していました。)
2005年万博は、日韓国交正常化40周年でもあり、是非立派に成功させたいものです。
21世紀は世界の大きな再編の時代であり、日韓両国が最高のパートナーとして理解と協力が重要になってきますし、日本も甘く見ていると乗り遅れます。
そのためにも不幸な歴史にお詫びをし、誤解のないようにすると共に、正しく歴史を検証し、繰り返さないよう誓わなければ成りません。
歴史を正しく知れば未来が見えるとか、賢者は歴史に学ぶとも言います。

素晴らしい企画をこれからも続けて頂きますよう、私もずっと参加させていただきます。
歴史座談会関係者に重ねて御礼申し上げ、ご健勝とご多幸、併せて益々のご発展をお祈り申し上げお祝いのメッセージと致します。

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