狗肉食の歴史][古典が奨める狗肉食]

史記 秦記 第 五章−司馬遷)

犬食用の最初の記録 秦徳公2年(B.C. 679年)に三伏祭祀を執り行なう際、 城内の四大門で犬を捕り、災を阻んだ。 秦代、喪祭の日に犬を捕って四門の災いを阻んだ。 白犬を取って血で 門に文を書く。 その災いを退ける内容は伝えていないが古くからそうしたという。

皇帝内経太素

中国最高の医書。 空腹感を満たす時は '食'といい、病気を直す時には '薬'という。 例えば犬醤スープは '食'でありながら '薬'にもなる。

飲食知味方

朝鮮最高の料理書。 黄鶏を食べさせた黄犬を捕って清醤、胡麻油と共に小さなかめに入れて 柔らかくなるように湯煎する煮物、犬の腸に多くの材料を入れて蒸したスンデ、 煮た狗肉を味付けして、串に通して焼く犬醤串など、多様な料理法を伝える。

東医宝鑑

狗肉は性が温で、味は酸であり無毒である。 五臓を楽にさせ、血脈を調節し、腸と胃を丈夫にさせて 気力を増進させる。 また陽気を助け陽物を強くする。

本草綱目

犬の用途は三種類で、 第一は 田犬(狩猟犬)、 二番目は 吠犬(番犬)、三番目は食犬(食用犬)だ。 陽道を起こし五労七傷を補い、血脈を助けて 腰推を暑くする。 脾胃が虚寒病に良く、目を良くして虫を殺し 悪瘡を直す。 陽委不起と帯下を主治する。

食療本草

狗肉は五労七傷を補し、陽事-性生活を壮する。 血脈を補し腸胃を扶する。 下焦を強くし、精髄を補する。 犬の胆嚢は臓の中の膿水をなくす。 犬の陰茎は精髄を補する。

神農本草経

犬の陰茎は陰上不起を強くして 女人の子宮炎と12種婦人病をなくす。

唐本草

犬の睾丸は婦人の 12疾を治めるので焼いて灰を食べる。 犬の毛は婦人の産難を治める。 犬の頭骨は小児のすべてのてんかん病とすべての病気のために焼いて灰を食べる。

朝鮮教会史

1874年フランス宣教師ダーレル著書。 "朝鮮で一番おいしい肉は狗肉である。"



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