省エネ効果について
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紫外線カット能力の測定
分光光学特性
物性表(英文)
コーティング作業の流れ
1.紫外線カットによる効果
UVカット100を窓ガラスに塗布し、紫外線を99%カットすることにより、真夏の太陽光照射による室内温度を5〜6度下げることが出来ます。
なぜ紫外線を取り除くことによって温度が下がるかといいますと、紫外線が熱に変わるときのエネルギーが非常に強いためです。太陽光の高温部分は紫外線であるということが表1・2からもわかります。
(表1)波長(nm)と保有エネルギー

(表2)光子の波長・温度・電圧
光子の振動数をν〔THz〕とすると
波長=300/ν〔μm〕
温度=47.992xν〔K〕
電圧=0.0041357xν〔V〕
  振動数
〔THz〕
波長
〔μm〕
相当温度
〔K〕
相当電圧
〔V〕
紫外線
可視光線
近赤外線
中赤外線
遠赤外線
極遠赤外線
1500   0.2 72000 6.20
750   0.4 36000 3.10
375   0.8 18000 1.55
200   1.5 9600 0.83
60   5   2880 0.25
3   100   144 0.01
0.3 1000   14 0.00
従来あるフィルムの場合も、紫外線を70%近くは取り除きます。
しかし、その密着性が悪いと、ガラスから室内に入った熱、紫外線は上下左右に散乱し、その周囲が熱を持つことはよく知られています。
UVカット100はガラスへの密着性が非常に強いため、そのようなことは起こりません。
(表3)フィルムとの比較

2.被膜の断熱性による効果
UVカットコーティング樹脂層の構造は、紫外線吸収剤を有するポリマー・マトリクス中に極めて多くの、ほぼ同じ大きさ(3〜4ミクロン)の気泡があります。特に短波長の光は、この気球の表面で乱反射を繰り返して透過しにくく、熱についても発泡スチロールや羊毛と同様に、この無数の気泡が気層として働き、断熱の効果をさらに高めています。

被膜の顕微鏡写真(350倍)

1.及び2.の効果により夏期の冷房効果を高めることが出来、2.の効果により冬期の暖房効果を高めることが出来ます。
ある大手の紳士服店において実験測定した結果、次のようになりました。
(表4)
  平成4年
(kW・h)
平成5年
(kW・h)
差引(kW・h)
節約(%)
7月 10,279 8,892 1,387
(13.5)
8月 13,380 11,367 2,013
(15.0)
9月 11,491 9,706 1,785
(15.5)
10月 8,285 6,161 2,124
(25.6)
11月 7,214 5,936 1,278
(17.7)
12月 9,434 7,650 1,784
(18.9)
1月 11,038 8,957 2,081
(18.9)
2月 8,686 6,520 2,166
(24.9)
  79,807
(100)
65,189 14,618
(18.3)

電気料金
平成4年度 2、481、570-
平成5年度 2、027、443-

(節約電気代) 454、127−
平成5年6月施工
建物面積 462
ガラス施工面積 60


ガラスの面積にもよりますが、通常のオフィスにコーティング施工をしますと、年間10〜15%の光熱費削減が可能になります。(ガラス張りの建物で、光熱費が半分以下に削減された例もあります。)結果的に施工コストは1年前後で回収できてしまいます。

 分光光学特性
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