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三重 |
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ここも空港人気で混雑
津なぎさまち 見学者にお断り
港の見学者の駐車を断る警備員=津市の「津なぎさまち」で |
中部国際空港が開港して初めての週末となった十九日、高速船の発着港「津なぎさまち」(津市)には、小雨模様の天気にもかかわらず、乗船客や港の見学者が詰めかけた。三百七十台分の無料駐車場は混雑し、乗船客のスペースを確保するため、警備員らが見学者の駐車を断るなど対応に追われた。
無料駐車場は港の“売り”。旅行中、何日間止めても料金は取らない。高速船を就航して三日目のこの日、午前六時の始発前には既に約百台が止まっており、同十時ごろにはほぼ満車に。高速船や民間施設の利用者以外は入場を断り続け、見学者の車は次々とロータリーでUターンした。
駐車場に入れず、港につながる道路の路肩に止めた松阪市の男性(50)は「高速船の電話予約がつながらないから、わざわざ港まで来たのに」と混雑ぶりに驚いた様子だった。
日曜の二十日は天候も回復しそうで、見学者は増える見込み。津市は、津駅からのバスなど公共交通機関の利用を呼び掛けている。 (高橋 健一)
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