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三重 |
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開港へ商業施設完成
中部空港連絡港の津なぎさまち
津なぎさまちのにぎわいを目指して完成した「ベイシスカ」=津市贄崎の津なぎさまちで |
中部国際空港への海上連絡港・津なぎさまち=津市贄崎(にえざき)地区=の開港に先駆け、飲食店などが入る民間の複合商業施設「ベイシスカ(BaySeaSky)」が完成した。空港利用者のほか市内外から集客を図り、津の新名所を目指す。オープンは津なぎさまちの開港と同じ二月五日。
高速船旅客ターミナルに隣接する市有地約千二百三十平方メートルで市が建設・運営業者を公募。運営事業者には、応募三社から物流の日硝ハイウエー(久居市)が選ばれた。同社が建設し、子会社のアテナプラン・カンパニー(津市)が運営する。
鉄筋二階建てで、延べ床面積約八百三十平方メートル。吹き抜け部分の床に滑走路を連想させる青色発光ダイオードを埋め込み、青みがかったガラスを採用するなど、海と空のイメージを取り入れた。まずは一階にイタリアンレストランとカフェ、レンタカー会社、二階にバーと日本料理店が入居。屋上もテラスとして利用する。
三十日、関係者約二百二十人が出席し、記念式典が開かれた。日硝ハイウエーの杉本栄治会長は「合併で二十九万人都市になる津の表玄関にふさわしく、市民の憩いの場にもなる施設にしたい」と話していた。 (小嶋 麻友美)
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