2004/07/03
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【新生津市観光戦略調査検討会議の座長に就任した鈴鹿国際大学専任講師の野口洋平氏(右から2人目)=津市丸之内の津商工会議所で】

【津】平成十七年の市町村合併と中部国際空港(中空)海上アクセス拠点の開港を見据え、新生津市の観光資源の有効活用を考える「新生津市観光戦略調査検討会議」の第一回会合が二日、津市丸之内の津商工会議所であった。

 同会議は津市観光協会を中心に、官民一体となって合併後の観光客誘致に必要な仕掛けづくりを考えようと設置。合併予定市町村の観光担当部局や観光協会、旅行会社、交通事業者、学識経験者ら二十四人で構成している。

 この日、津市観光協会の鯉江盈会長が「(新生津市が)世界に向けられた玄関として、地域の観光資源で観光振興を図るための実りある委員会にしたい」とあいさつ。続いて、座長に鈴鹿国際大学国際学部観光学科専任講師の野口洋平氏を選んだ。

 野口座長を中心に、現在の観光戦略の問題点や課題などについて議論。旅行会社への情報発信に加えて、「市町村の連携を密にして外からの観光客だけでなく、地元に管内の観光資源を知らせる必要性がある」との意見や「本物志向を追求し、津のブランドはこれだと示せるものをつくる」よう提案、「もてなしの心を持った人をどう育てていくかが重要」などの意見が出た。 <つづく>


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