2004/02/26
   空港島にターミナル / 市単独で建設へ 中空海上アクセス [ホーム]     [戻る]
【津】津市は二十五日までに、中部国際空港に海上アクセスの旅客船ターミナル施設を建設すると決めた。市の単独事業で、空港が開港する来年二月十七日までの完成を目指す。近藤康雄市長は「どうしても必要な施設。お客さんの利便性を重点に考え、市単独で建設することを決断した」と話した。

 市港湾海上アクセス課によると、ターミナル施設はアクセス船利用客の利便性を考え、空港島の船着き場のそばに建設する。施設は床面積百四十―百五十平方bの平屋。発券所と待合所、トイレなどを備える。

 空港には船着き場からマルチターミナルが建設され、車両や鉄道、アクセス船などの利用者の待合所になる。だが、吹きさらしの船着き場近くに、待合所やトイレがなく、津市は岸壁近くにターミナル施設が建設できるか、県や愛知県などと協議していた。

 同市は今月中旬までに、土地を管理する愛知県と敷地の賃貸契約を結ぶことで合意。 <つづく>


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