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海上アクセス・津ルート 運航会社設立
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中部国際空港への海上アクセス津ルートの運航事業を行う両備運輸(岡山市)は100%出資の子会社「津エアポートライン」を津市に設立し、21日、記者会見した。
資本金1千万円で社長は小嶋光信社長が兼ねる。事務所は当面、同市大門の津センターパレス内に置き、将来、ターミナルビルに移転する。従業員約20人のほとんどは今後、県内で採用する。空港開港予定の05年2月17日の1カ月ほど前までに準備を終え、試験運航する。 事業計画では1日15往復し、津と空港を40分で結ぶ。運賃は片道2千円未満にしたいという。
利用者数は1日平均600人と、津市が示した「1日900〜千人」より厳しく見積もった。年間約21万人の計算だ。小嶋社長は「利用のピークは物珍しさもある1〜2年目。3、4年目からはかなりの営業努力が必要だろう」と話す。中部空港の商業スペース目当ての利用にも期待している。
営業エリアは北は鈴鹿市、南は鳥羽市、西は奈良県生駒市周辺までを想定している。鳥羽市の伊勢湾フェリーなどと競合するが、高速船の「速さ」や船の構造を魅力あるものにして対抗したいという。奈良県では関西空港と競合するが、車で移動する場合、高速料金があまりかからない点などで有利だとしている。
津市の海上アクセス港は国が52億円をかけ、海岸堤防2・2キロを整備中。県と市も計19億円で港湾整備や旅客船ターミナル施設、駐車場を整備する。船2隻は同市が約8億6千万円で建造、同社に貸し出す。
ほかにも県内では3ルートの構想があったが、具体化しているのは鳥羽ルートのみ。ただ、鳥羽市などの高速船構想は参入業者が見つからず、伊勢湾フェリーが独自に空港前島と鳥羽港を1日5、6往復、約100分で結ぶ計画を進めている。約23億円をかけて新船を2隻発注、車両ごと船に乗せて行き来するリムジンバスの運行も検討中。
四日市市は昨年9月、開港までの事業化を断念した。中古船を使い、運航を10年から5年にするなど条件を緩和して3度目の運航事業者を公募したが、応募はなかった。
松阪市は、物流専門港の松阪港の港湾計画を変更する県の国への届け出手続きが遅れており、空港開港時には就航出来ない見通し。熊本県の海運業者を昨年1月、内定したが、完成に1年かかる船舶建造をまだ発注していない。県は一昨年、いったん支援を津に一本化する方針を打ち出したが、松阪市などが反発、白紙撤回した
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