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三重 |
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中部空港アクセス船発着
津で新港の起工式
愛知県常滑沖に建設中の中部国際空港へのアクセス船発着点となる津市の新港起工式が十一日、津市内であり、地元政財界の代表者ら約百人が念願の着工を祝った。二〇〇五年二月の同空港開港に合わせるには工期がぎりぎりのため、急ピッチで工事が進められる。
式典には地元自治体の首長や国会議員、平野幸久中部国際空港社長らが出席。野呂昭彦三重県知事は「港は物流拠点、人々の交流拠点で、活性化にもつながる。早期完成に向けて努力していきたい」とあいさつした。
新港は津市中心部にほど近い海岸約二・一ヘクタールを埋め立てて建設。全体面積は約三ヘクタールで、防波堤や桟橋、旅客ターミナル、駐車場を整備する。総事業費は約十九億円。高速船が津市から空港までの約三十二キロを約四十分で結び、一日十五往復を運航する予定。
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