2003/05/27
   最優秀賞「該当なし」 / グランドデザイン 伊勢商議所が結果発表 [ホーム]     [戻る]
【伊勢】伊勢志摩地方の将来像への提言を募った「伊勢志摩グランドデザインコンペ」の公募結果を、伊勢商工会議所(浜田益嗣会頭)が二十六日、発表した。「スローライフの『旧暦の街』に」「式年遷宮に学び『蘇(よみがえ)りの里』に」といったユニークな提言七十五件が全国から寄せられた。

 昨年、伊勢志摩地方の将来の行動指針「グランドデザイン」を作成するプロジェクトチームを発足させたのを受け、新たな地域振興策を探ろうと、懸賞総額百万円で全国からコンペ形式で提言を募っていた。

 提言は経営コンサルタントや大学教授、デザイナー、公務員、主婦、大学生などから寄せられ、準佳作(三万円)に九人と一グループが選ばれた。「新たなビジネスチャンスを求める内容のものはなかった」(同商議所)として、最優秀賞(五十万円)、優秀賞(二十万人)、佳作(十万円)は選ばれなかった。

 受賞作は、「伊勢を旧暦の街と位置付け『ゆっくりと時間が流れる街』に」「人生の旅に疲れた人に勇気を与える『オアシス』に」などの目指すべき都市像や、「リタイアした高齢者を県内外から受け入れては」といった振興策を提示。中には、「飛行艇で伊勢参りを」というユニークな提言もあった。

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